起動しないPC-8201を修理してみる! その3

変色キーボードその後

先日の記事からキーボードネタが無くなっていましたが…

あの後、いろいろと試していました!

まずは先日の衝撃写真から!

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ホワイトニングを終えてキーボードを綺麗に洗ったら…乾くとこうなっちゃう謎現象!

ホントに何が起きたのか分からないけど…。

再度ホワイトニングしてみたり、つけ置き洗いしてみたり、熱湯で茹でてみたり…思いつくことを全部やってみましたが、どうにも解決しない…。

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でも…よーく見てみると、なんとなく汚れが上に被さってるように見える。

これは…ちからいっぱい目一杯ゴシゴシしてやれば取れるんじゃね??

幸い、文字はレーザー印刷だから取れてしまう事はないし!

 

試しにメラミンスポンジでごっしごしゴシゴシごしごし×100…とやってみる!

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おお!2が綺麗になってきた!

これを全部のキーでやるのか…ものすごい労力なんですけど…orz

でももうやれる方法はない!

全部のキーでごしごししまくってやる!

 

そして本体にはめ込んだ写真がこちら!

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ものすごい綺麗になった!!!

まだらな部分は少し残ってしまってるものの、最初に比べたら雲泥の差!

よしこれで使うぞ!(^^;

もうこれ以上の肉体労働はイヤだ!←ホンネ

 

乾電池で動かせる?

PC-8201は乾電池で動かす事が出来ます。

出来るはずです。

動いて欲しいです(T-T)

 

まずは電源が入る事を最優先でメンテナンスしてきたので、電池駆動は後回しでした。

せっかくなので電池で動かせるようしたい!

これはハンドヘルドなんだから!(T-T)

 

裏にある電池ボックスを外してみる。

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あれ?めちゃくちゃ綺麗…外見は。

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乾電池をセットしてみる。

1.5V * 4で6Vが必要なはずだけど、1.2V * 4(4.8V)で試してみる。

動くのかな…。

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しーん…

まぁそうですよね、あんまり期待してませんでした(T-T)

 

電池ボックスを分解してみるけれども、そんな悪い感じがしない。

端子をエタノールで拭いて、再度チャレンジ!

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乾電池で起動した!

今度はばっちり!

さりげなくACアダプタが繋がってない状態で動いてるのアピール!(^^;

 

メモリも増設されていた!

このマシン、メインメモリが増設されていました。

本来のPC-8201は16KBが標準装備、だけどこれは追加で16KB入ってました!

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この右側2つのチップが増設メモリ。

これでRAMは32KB。

あと4つ増設出来るって事は、メインメモリは64KBまで増設出来るんですね!

とりあえず動かすのは32KBで十分(というか16KBでも十分)なので、これで満足!

 

さて…全く起動しない状態で手元に来たPC-8201でしたが、だいぶちゃんと動くようになりました!この先は…どうやって使いましょうかね(^^)

プログラミングもしてみたいし、もうひとつ取り付けられるROMにも挑戦してみたい。

まずはシリアルを現代パソコンに繋げてプログラム転送出来るようにしてみよう。

 

また次回!(^-^)