文豪ミニ5でプログラミング!

Twitter上で「謎マシン」と呼びつつ解析をしていたモノを公開してみたい!

あんまり詳しくは書けない(よからぬ事をしていると思う)ので、なんとなくイメージが掴める程度の内容になってしまうのはご理解くださいませ。

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謎マシンの正体は!?

いや、そんなタイトルつけるほどの事じゃないw(しかもブログの写真でバレるw)

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NECの「文豪ミニ5ZC」でした!

「え?文豪ってワープロだよね?」と思ったアナタは正しい(^^)

そう、文豪は専用ワープロだ。

でもその文豪でCP/Mが動いたりMS-DOSが移植されたりしていたのは有名な話。

しかしそんな遊びが出来たのは比較的古い文豪であり、この時代の文豪では封印されている。

残念ながらCP/Mが起動するコマンドなど存在しないのだ。

そんな不自由になってしまった文豪を、自由自在に扱ってみたい…と思うのは、プログラマとしては致し方ない事だろう!(自己肯定)

 

文豪ミニ5ZC仕様

ZCのCPUにはNEC製のV33が積まれ16MHzで動作する。パソコンに例えるとPC98DO+くらいの速度で動く。意外にパワフルな事に驚くだろう。ZCよりも前の文豪では、プリントアウト時に使うアウトラインフォントを展開するのにV60という32bitのCPUを別途積んでいた。おそらくコストダウンという意味合いも込めて、1つのCPUで賄う構想が出たのだろう。パワー的にはV33の16MHzくらいあれば大丈夫…という判断があった、と勝手に解釈してる。

V33は8086互換だけど、速度的には80286と同等くらいで動く。実際に触ってみても(他の文豪と比べて)キビキビとしている。

 

メインメモリは512KB積まれている。こんな情報はカタログのどこにも載っていない。CP/Mが動くと騒がれたミニ5Gの時代が96KBだった事を考えれば、ものすごく巨大になった!これはワープロとしてやれる事が増えたおかげだ。文章メモリは爆発的に増えたりしていないが、画像を扱ったりアウトラインフォントを使えるようになった分、バッファサイズが大きくなったのだろう。

 

記録媒体としては内蔵フロッピーディスクが1台、2HD/2DDアクセスが出来る。なんとなく2DDとしてしか使ってなかったけど、書きながら2HDが使える事を思い出したw ドライブ自体は3モード対応となっている。

あと文豪は専用ワープロだけど、中にHDDが積まれている。容量はおそらく40MBだと思うが確信がない。普通のIDEで接続されていたがWindowsからは中身が見えなかった。

 

画面にはカラー液晶が積まれている。STN液晶で今見ると残像がすごい!(^^; 解像度は640x400ドットで色はどうやら8色みたいだが、まだ解析が進んでいない。VRAMは32KBが3バンクの構成。ヘルプメニューなどのためにもう1セットVRAMが用意されているのが過去機種であったので、もしかしたらもう1セット(96KB)あるかもしれない。

 

文豪でプログラムの実行

この時代の文豪で外部プログラムを実行するのは、実に簡単だったりする。

「お好み設定」→「オプション」と選ぶと、フロッピーディスクに書き込まれた「とあるファイル」をメモリへ読み込み実行する。実行されるプログラムはV33のマシン語で書いておけば良い。これだけだ(^^)

 

問題があるとすれば、実行されるプログラムバイナリが文豪用に書かれている必要がある事かもしれない。誰も文豪の中身なんて知らないw メモリ構成やシステムコールの呼び出し、割り込みやVRAMアドレスなどは解析していくしか無い。これが非常に時間が掛かる。

 

開発環境はLSI C-86 試食版を使用している。文豪でMS-DOSが動いているわけではないので、MS-DOSに依存したライブラリは一切使えない。逆に言えばそれ以外はすべて使えるのだ。OSに依存しない開発なんてポケコンで慣れっこなのでなんの抵抗もない(^^;;

Macで編集、DOSBoxでコンパイル、出来上がったCOMファイルをフロッピーにコピーして文豪で起動…という手順だ。

 

で、文豪でなにがしたいの?

一生懸命に解析したりしているが、結局のところ何がしたいのか…だけど、実はやりたい事が2つある。1つは「とあるプログラム」を動かしたい事、もうひとつはMS-DOSを移植したいのだ。1つめを明かさない理由はブログに書いて驚かせたい…というよりも、実現出来ない可能性が見えてきてしまったからだ。

 

まだ調べ始めたところだけど、おそらく文豪ZCには以下の機能がなさそう。

・反転型VRAMを通常に戻す方法が欲しい

・パレット切り替え機能

・縦200ドット表示

 

上の2つがないとPC-9800シリーズのソフト移植はかなり難しい、下の1つがないとPC-8800シリーズからの移植が難しい。これからまだまだ解析を続けるので発見される可能性もゼロではないが、なんとなくワープロに必要ない機能は削られている気がする。

 

文豪へMS-DOSを移植するのは、私の若い頃からの夢かもしれないw まだ10代だった頃、文豪ミニ5HGに移植を試みた事があるのだが、出来上がったMS-DOSはひどく中途半端で、ハングアップも頻繁にあった。実用レベルとは到底言えなかったのだ。

その時の悔しさがあるので、ぜひとも実現したいと思いつつ、だいーぶ月日が経ってしまった。まだプログラムが組めるうちにチャレンジしたい!

 

V20-MBCの時にもMS-DOSを移植したいと言っていたが、実は最終的には文豪でチャレンジしたかった…というのがあったのだ(^-^;

 

文豪の解析はライフワーク的にやっていこうと思うので、ちょっとずつ進めていこうと思う。このブログに出てきた時には、文豪カテゴリーで検索してもらえると良いかも(^^)

 

ではまた次回!(^-^)ノ