前回のブログにも書いたが、2019年1月頃にPC-G850のプログラムテストをしていた。
どんな事にチャレンジしていたのかを書いてみたい。
通信環境を準備
この頃に「ちょっとずつレトロパソコンに取り組んでいこう」って感じの気持ちになって、初めてホストマシンと通信してみたのがPC-G850Vだった。
当時は拡張端子のピンを調べて自分で作ってみるとか到底無理だったので、ネットを検索して参考にして同じものを作った。
その時に参考にしたのがこのサイト!
このサイトを参考にして、通信アダプタを作ろうって気になった。
これまで秋月電子の名前は聞いたことがあっても、どこにあるのか知らなかった!
そして作った通信アダプタ。
はんだづけの下手くそさ加減は気にしないで欲しい(T-T)
はんだごてを握って4ヶ月後の作業だ(^^;;
最初は抵抗を付けずに通信していたけれども、参考にした記事に書いてあったのと同じように通信が安定しなかったので、後日抵抗を買ってきて取り付けた。
この時に購入した抵抗が、まだ80本くらい手元に残っているw
当時のビルド&テスト環境
当時、開発をしていた環境を見返してみると、どうやら「asz80」「aslink」というツールを使っていたようだ。
そして、通信アダプタを作ったことから、おそらく実機でのテストもしていたはず。
いくつかの簡単なプログラムを作っていた。
当時のやっつけで作ったHello Worldプログラム(^^;
そしてなんと!
どうやら当時は動作確認にエミュレータも活用していたようだ。
律儀にもスクリーンショットを残してあった!
表示されてるテキストは違うけれど、実験段階で何度か表示させていたのだろう(^^;
この頃にテストしていたフォルダを見ると…
color
hello
intr
vram
……うーん…何の実験をしていたのか(^^;;
このフォルダ名と中にあったソースから見るに、どうやらこんな感じらしい。
まずはLCDCに直接アクセスをする実験をしていた。
ソースの更新履歴を見ると、どうも速度の限界にも挑戦していた模様。
こんなテキストが残されていた。
うーん…これを見る限り、ループ展開でLCDCへの書き込みを行えば、秒間578回くらいの書き換えが出来るという結果を得てるらしい。もちろん理論値であり、実際には2か3で割ったら良いかも(^^)
でもココに書いてある8MHzってなんだったか…PC-G850Vの動作速度??
そういえばPC-G850シリーズでも動作速度が違う…と思った覚えがあるけど、記憶違いも十分ありうるので確証は無い。今回テスト出来ると良いけれども(^^)
そしてcolorというのがグレイスケール表示を実験していたようだ。
そうだ、それでエミュレータで実験をしようとしたけれども、一部の割り込みが実装されていなくて、エミュレータそのものを改造した覚えがある!
グレイスケールをキレイに安定して表示するために、タイマー割り込みでの切り替えは必須と考え、エミュレータで未実装だった割り込みを追加しているようだ(ソースに本名が書かれていたのでお見せできないけどw)。
うーん……ここまでソースを見ても詳細を思い出せない(^-^;;
これは…やっぱりまたしても1からのチャレンジに近いのではないかとw
今回は開発にCコンパイラを使おうと思っている。
実行時間が気になるところは今まで通りアセンブラで書き、シーケンスに近い部分はC言語で書くようにすれば、プログラムもちゃかちゃか組めるはずだ!
よし、次回から実際にプログラミングしてみよう!
楽しみだ!(^-^)