メンテナンスというよりはROMの吸い出し作業の話ですが!(^^;
ROMデータが欲しい!
この先、何を作るにしても情報がないとどーにもならない。他のマシンだったらある程度は書籍などあるんだけど、FP-200に関してはみたことがない!
過去に存在はしていたらしい。
が、残念ながら私は持ってない(ToT)
ちょっとピンボケで申し訳ないが、こんなステキ本が出てたらしい!
特にイチバン手前の「FP-200 テクニカルブック」を読んでみたいなぁ…!!
国会図書館へ複写サービスを受けに行きたいけど、このご時世に出歩くもどうかと思うので自粛!(^^;
さて、とにかくプログラム組むのであればせめてIOCS的な情報がないとどーにもこーにも。
そのためにはROMのプログラムを読んでみるのが最も速そう。
ROMデータをホストマシンに持ってくるためにはRS-232Cケーブルを作らないと厳しそう。部品は発注したけれども、届くまでに1週間〜10日間くらい掛かるだろうから、それまでの間、何もしないのは実にもったいない。
なんとかしてROMデータを引っ張り出せないだろうか…?
HC-88でサブCPU側のROMプログラムを引っ張り出した時は、画面にバイナリデータを表示させて、それをホストマシンに手で打ち込んだ!
あの時はサイズが4KBと小さめだったので気合いで頑張れたが、今回は32KBもある…。
手で入力するのには限界を超えているだろう(ToT)
他に何か良い方法はないだろうか?
以前、PC-8201を手に入れたばかりの頃、バイナリのデータを音に変換して取り出してみようと実験した事がある。音と言っても音階が自由に出せるハードでは無かったため、ONかOFFの2値で、かつラインアウトが無かったのでiPhoneのマイクで拾うという劣悪環境での実験となった。ノイズがうまく除去出来ない&想像していたような矩形波にならなかった事から変換は困難を極め、当時は途中で諦めてしまった(T-T)
その後は書籍の入手、RS-232CでのROM抜き出しと順調に解析が進められた。
FP-200でも同じ方法が使えないだろうか?
特に音で取り出す手法については、今度こそリベンジしてみたい気持ちもある!
よし!さっそくやってみよう!!
…と気合いを入れてみたら……FP-200にはBEEP命令がなかった。
そもそも音が鳴らないのね…orz
そういえば分解した時にスピーカーを見た覚えが無かった。
じゃあ…画面に表示させてみるのはどうだろう。
QRコードほど複雑なものをBASICで作ろうとは思わないけれども、単純なグラフィックパターンとしてデータを表示させ、それをホスト側で変換してやるってのはどうかな。
さっそくチャレンジしてみよう!
バイナリのデータを可視化してみるとこんな感じになった。
FP-200にはドットを打つ命令が無かったので、仕方なくLINE描画(DRAW)命令を使ったため、1画面分を表示させるのに10分近く掛かってしまった。でもうまく行けば、この1画面で1280バイト分のデータが拾えるはずだ。
この画像をホストマシンへ持っていき、さっそく画像解析のプログラムを書いてみる。
ノイズの除去、液晶の開始ポイント、影が映り込んでる、写真が歪んでる等々、これまたサウンドの時と同じようなアナログ的な問題が続出する。もっとデータを荒くしないとダメかもなぁ…。
よし、BASICのプログラムを作り直してみよう!気合い十分まだまだ行けるぜ!!
ぴんぽーん
…こ、今回は妙に早いご到着で…orz
RS-232Cケーブルの作成準備
なんか…気合いをいれて作っていたのに出鼻をくじかれてしまった感が強いが、この先のデータ転送もあるので気持ちを入れ直してRS-232Cケーブルを作る事にする(^^;;
RS-232CとCMT(カセットインターフェース)のコネクタ形状が同じだったので、将来的にどちらも作れるように2セット注文した。
あと、HC-40の通信アダプタではコネクタが後ろに伸びてしまい、机のスペースがかなり必要という反省点があった。今回はL字型のコネクタを見つけたので、これがうまく使えないか検討してみたい。
よし、ちゃんとハマった!
通販で部品を買う時って、ホントに形状があってるかどうか心配で仕方ない。
そもそも「この部品って名前何ていうの?」から検索が始まるわけだww
もうひとつのL字型も形状は同じだけど念のため取り付けてみる。
あ!!!!なんと!奥まで刺さらない!(T_T)
FP-200の基板が少し奥まってる事もあるけれども、こんな感じでつっかかってしまい、ちゃんと端子がハマらない事が判明(T-T)
またしても失敗…orz
よし、次回はRS-232C通信アダプタ作ってみる!
うまく行くといいな…!!
ではまた次回!(^-^)ノ