SHARP MZ-2500を使う! その1

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今回はMZ-2500のお話(^-^)

何日か前にtwitterに「これから使います」と書いたけど、全然触れてなかった(^^;

このMZ-2500、手に入れてから2年以上が経つんだけど、手に入れた当初に動作確認をした以外は、ほとんど触っていなかった!!

なんていうんだろう……MZ-2500は私の中では大御所扱いで、使い始めてもやりたいことが出来るようになるまでは、相当時間が掛かるマシンという印象があり、軽い気持ちで触り始める事が出来なかったのだ。

 

私の中での同じような大御所にX68000もあるんだけど、X68000は過去に相当触った経験があるため、どちらかと言えば思い出すマシン。それに引き換えMZ-2500は触ったことが無いのだ!! 初めて触るMZ-2500はきっと手強いだろう…という揺るぎない自信がある!(^^;;

これから触ろうって事は、じっくり腰を据えて使おうという気持ちの表れだ!

 

ちなみに私のMZ歴は、MZ-1200はプログラムも含めて触っていた。MZ-700、MZ-1500は軽く触った程度。MZ-2000は観賞用として箱に入って保管してある(^^;

 

MZ-2500セットご紹介

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うちにあるのは2ドライブタイプのMZ-2521。

手に入れた当初よりもいろんな拡張をして今に至る。

 

ありがちなのは「キーボードが手に入らない」というヤツだろう。なぜか本体とキーボードがバラバラに市場にでてしまうので、キーボード争奪戦が繰り広げられる(T-T)

そんな時はこのアダプタがオススメだ。

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↑リアルな専用キーボードよりもよっぽど安価で手に入れる事が出来る。私はサンタさんにプレゼントしてもらうという幸運に恵まれた(^^;

ただ、日本語キーボードを接続するようになっているため、英語キーボードしか所有していなかった私は、テンキー付きの日本語キーボードを手に入れる事となった(^^)

 

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↑本体内部には、128KB増設メモリ、4096色カラーパレットボード、辞書ボード、拡張VRAMボードが載っている。

音声合成ボードは、そこまではいらんか…と思い、意図的に増設をしていない。

 

ここまで載っていればMZ-2531じゃなくてもいいかな…って気になるかも?

MZ-2531のカセットに貼られている「V2」というシールがカッコいいなぁ…とは思うけれども、MZ-2521の天板に書かれている「MZ-2500」も捨てがたい!(^^)

 

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↑オプションという事を知らなかったけれども、拡張ボードを入れるためのボックス?も手に入れた当初から付いていた。

 

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システムディスク系もある程度揃っているのではないかと…。
今気がついたが、システムディスクの右上にあるディスク、V2用??
あとはDUST BOXと書かれたディスクが15枚ほどある。同人ディスクだろうか?

 

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この上にあるデモテープはどうやって使うんだろう…。あんまり分かってない。

下のプロレスは動作確認用に手に入れたものだ。でも動かしたことがない(^^;;

 

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マニュアルや参考書籍は、チャンスがあれば手に入れてきた。マニュアルはこれで全部揃ってるかどうか自信がない。薄い何かがあったような気がするが行方不明だ。

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上の写真にあったCP/Mと、このSmall-Cがあれば、とりあえず開発には困らないかなーと。

実際には使わない可能性もあるけどw

 

使い始める前に…

まずはシステムディスクのバックアップを取る!

そこから???と思うかも知れないが、ホントにここからなのだ(^^;;

CP/MMS-DOSと違い、使い方が統一されていないマシンを触るのにはマニュアル類があった方が安心!

 

と、その前に。

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どのくらい効果があるのか分からないけれど、ディスクヘッドをクリーニングする!大切なシステムディスクに傷付いちゃったら、泣くに泣けない(T-T)

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↑過去、不用意に某マシンにディスクを突っ込んだら思いっきり傷がついてしまい、メディアがダメになってしまった事がある(T-T)

 

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これらのシステムディスクはバックアップディスクを使い、マスターは大切に保管しとく(^^)

 

開発環境はどうしよう…

やっぱり……RS-232Cを繋いで、基本はホストマシンであるMacでの開発だろうか。

BASICのコマンドを調べてみたが、BASICプログラムはアスキー形式でRS-232CへLOAD/SAVE出来るみたいだけど、マシン語(バイナリ)はダメらしい。ぐぬぬ…またしてもこのパターン(^^;;

 

とりあえずBASICだけでも良いので転送出来るようにしてみよう。

RS-232Cの初期化はinit命令で行うらしい。

 init "COM:9600,N81XNDLLN"

9600bps、ノンパリティ、データ長は8bit、ストップビット1bit、Xon/offアリ、それ以降はワリと適当(^^;;

 

これで「SAVE "COM:",A」とすれば良い。

Mac側はいつも使ってるPCG-LinkMacを使用(^-^)

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おー!何の問題なく、いっぱつで通信できた!これは嬉しい(^-^)

 

上の通信設定(init)は、auto-run.m25という起動時の自動実行ファイルに入れておく。ついでにLOAD "COM:"もファンクションキーへ定義しておく。こうすれば起動するたびに手作業でinitしなくても、自動的に定義される。これは便利だ(^-^)

 

よし!これでちょっとずつプログラム組んでいってみよう!

実は…別の事にも興味が行ってしまっていて、いきなり集中出来るかは分からない。

困ったことに興味ある別のことも少し時間がかかりそうなので、どっちを先にやるか…(^^;

両方を同時に進める器用さが欲しい!

 

ではまた次回!(^-^)ノ