今回はHC-88でデモンストレーションテープを実行してみた的なお話(^^)
ずっと手元にあったんだけど、思えば一度も実行したことがなかった。HC-88を手に入れた時はテープドライブが壊れていて、読み込ませる事が出来なかったので放置してたのだ。
一連の修理の流れでテープドライブを直す事が出来たけれども、通常運用でテープを活用する事が無かったので、すっかりデモテープの存在も忘れてしまっていた。
先日のHCシリーズを紹介するブログを書いた流れで、ようやく思い出した(^^;
まずは修理して以来使っていないテープドライブが動くのか…だ!←ここから?
……なんだろう、このロボットにでも乗り込んだ感は!?(^^;;;
コクピットで操縦でもしそうな感じがするw
そう思えばテープの穴が目に見えてきた!!(そろそろやめる…
先日HC-40用のドライブを修理した事で、すっかり忘れていた操作も思い出した!
まずはmountだ。テープドライブをmountすることでFAT部分メモリに読み込むようだ。そしてその後のアクセスはメモリを介してテープの位置を探る…みたい。頭いい!
どうやらテープには4つのプログラムが入ってる模様。DEFINE.BAS、JACK.BAS、BIO.BAS、TIME.BASだ。なんとなく中身が想像出来るけど…全部見てってみよう!
DEFINE.BAS
なんとなくCLOADってやりたくなるけど、ここはLOAD "H:DEFINE.BAS"だ。
テープドライブはHに割り当てられている。ファイルディスクリプタでH:を指定しつつ、ファイル名をつけてやれば、そこまで巻き戻し先送りして読み込んでくれる。テープカウントを気にしなくても良いのは本当に楽ちん。
ん?ということは、初めて使うテープはフォーマットする必要があるって事か…。まだ試したことがないので、いつかやってみよう。
HC-40のマニュアルを見たところ、DIRINITという操作が必要らしい。なるほど…。
で、無事にロードする事が出来た!LISTしたらちゃんと見れた。
私の中でのカセットテープの信頼度が爆上がりだ!(^^)
どうやらDEFINE.BASはキャラクタ定義をするプログラムらしい。デモというかツールというか。HCシリーズのBASICにはプログラマブルなPCG機能があるようなので、それを使うためものだろう。最初からメーカーがこういうツールを用意してくれるのはありがたい(^-^)
操作は当時らしいカーソルキーで移動、SPACEまたはRETURNでセットorリセットするみたい。うむむ…当時同じようなツールを何度も作ったことがあったけど、今使うと結構大変だ(^-^;;
JACK.BAS
名前から想像するにBLACK JACKというトランプゲームかなーと予想。
全然違ったー!(^-^;
カジノっぽいゲームらしい?
画面が2つに分かれて……2人対戦???
んーと……どうやら画面右にある図と同じになるように、ハノイの塔のような解き方をしていくモノらしい。ゲーム?パズル?しかも図を合わせても何も画面に変化なく、次の図が表示される…終わらないこれ(^^;;;
BIO.BAS
もうこれはバイオリズムで決定でしょ!(^-^)
結構長めのロードの後、タイトルが表示された。
「B.I.O.P.H.Y.T.H.M」と表示されて、それを横切るようにラインが引かれ始めた!
こうなって…もう1周回ってからでないと先に進まなかった!(^-^;
そして年号を昭和で入れろと出た!(^^;;;
今って昭和何年??(昭和94年らしい)
私の調子は要注意らしい!!
このバイオリズム、昔はほとんどのマシンでプログラムがあった気がする!(^^)
TIME.BAS
そして最後のTIME.BAS。世界時計でも表示してくれるのかも知れない!しかもアナログ時計で!
…テレビとラジオの番組予約…というか、備忘録的なメモツールらしい(^^;
入力したデータをテープまたはRAMディスクへ保存できるっぽい!便利なのか?便利なのかこれは??
今日の番組をぽちっと。
そうか、毎週予約したりするのを見られるって事なのかも!ちなみに私はテレビ録画したことがない…というか自宅にテレビがないので、そういう機能を使ったことない(^^;
おかげでプログラム出来るけど機械オンチだったりする。
この番組予約、かなり長いプログラムだった!
結局…デモテープというよりは実用プログラムが入ってたって事かも?
もっと店頭デモみたいのを期待してたんだけど、ちょっと違ったみたいだ!(^^;
テープはもう1本ある。
A面が「日本語外字定義プログラム」、B面が「タッチ16トレーニングプログラム」だ。
こちらは普通に想像が出来るので、まぁいいかなって気になってしまった(^^;
リクエストあれば試してみようと思う!
ではまた次回!(^-^)ノ