ワケあって自宅を片付けている。大掃除というよりは大片付け(^^)
部屋の奥の方からいろんなものが発掘されているんだけど、HCシリーズが意外にも?たくさんあるなぁ…と思ったので、まとめてご紹介ブログにする!ネタが無いわけじゃ……な…いと思いたい(どっち
HC-20
雑誌で広告を見た時には「ビジネス機?」という印象しかなかった。その後、お店で実物を見てベーマガに載ってるソフトを見て、なるほどゲームでも使っていいのね…って感覚に変わった覚えがある。ただ、当時の感覚では高かった!安売りしてるFM-7やPC-8001mkIIよりも高かった印象。カセットとプリンターが付いてると言っても、とても手が出せなかった。
手元にあるHC-20は何年か前に手に入れたもの。なにげに電源を入れてみたら起動しない!なんと(TOT) ……と思ったけど、HC-20って電源繋げて少し内蔵バッテリーを充電してあげないと起動しないっぽい。また壊してしまったのかと焦ったw
CPUは6301で、私の中ではHC-88やJR-800でおなじみな気持ち。いつかプログラミングしてみたいと思ってる。でもそうなったら増設メモリ欲しくなっちゃうなー(-_-; そんなでっかいプログラムは組まないと分かっていても!
モニタへ出力する周辺機器もあるけど使ったことがない。そもそも映せるディスプレイを持っていない気がする(^^; HC-20が動くようになったら試してみたいと思う。
ロール紙は確か10箱くらいあった気がする…。インクリボンも大量にあった気がするけれども、まだ発掘されていない。見かけたらここに追加しようと思う(^-^)
書籍はちょこちょこと集めてる。関連書籍を一箇所に集めてなかったので、何がどこにあるのやら状態(T-T) 整理整頓の流れで集めていこうと思う!
プログラミングするのなら↑この本がオススメ!マニュアルに書いてある事から書いてない事とか、モニタの使い方、マシン語の使い方などなど。ゲームプログラムなども載ってて情報量が半端ないです(^-^)
HC-40
お気に入りマシンのHC-40!
ラップトップマシンとしてはかなり素直な構成になっていてプログラミングがしやすい。根底にあるCP/M80というOS、その上に素直に載っているBASIC、メモリマッピングされているVRAM、バイナリファイルをロード可能などなど。きっとハード部隊とソフト部隊が連携して開発したんだろうなーと想像(^-^)
HC-40はマニュアルが充実してる!特にオペレーションマニュアルは技術資料としても役に立つほど(^-^) 昔のマニュアルって詳しかったんだなーって思う。
CP/Mの使い方も詳しく書かれているので、別途入門書を購入しなくてもOK!
……この本、ホントにHC-20の同タイトルと同じ筆者なんだろうか汗 単なるBASICマニュアルになっちゃってて残念です。表紙に印刷されてる情報が1番技術的という謎(^^;
↑HC-40の箱
EPSON HC-40 分解修理したよ! - レトロパソコンであそぼう!
HC-40のバッテリーを新品に! - レトロパソコンであそぼう!
HC-40にRS-232Cケーブルを繋げた! - レトロパソコンであそぼう!
HC-40でプログラム開発してみた! - レトロパソコンであそぼう!
HC-40でプログラム開発してみた その2 - レトロパソコンであそぼう!
HC-40でプログラム開発してみた その3 - レトロパソコンであそぼう!
HC-40に64KB RAMカートリッジを取り付けた! - レトロパソコンであそぼう!
HC-45
HC-40シリーズを使ってみたいと思ったら、ぜひHC-45をオススメしたい(^-^)
とっても使いやすいHC-40を、さらに進化させたのがHC-45なのだ。
良いとこ取りをしたマシンだと思ってもらったら大体あってる。
従来のメインメモリ64KBに加え、RAMディスク用のメモリが128KB載っている。単純に増えただけではあるけれども、CP/MのTPAが増えるメリットがある。
↑55.5K CP/M!これだけTPAがあれば動かないソフトはないだろう。
そして増設された128KBのディスクにM80/L80/DDT辺りを入れたら超便利!
HC-40でもRAMディスクのサイズを0にすればTPAは増えるけれど、RAMディスクが使えなくなってしまうのはイタイ!別途RAMカートリッジなどが無ければ辛いかも。
ちなみに技術資料は基本的にHC-40と同じものが使える。コレも嬉しい!
HCシリーズの中では一番のお気に入りマシンだ(^-^)
EPSON HC-45 (PX-4+) - レトロパソコンであそぼう!
EPSON HC-45(PX-4+) メンテナンス - レトロパソコンであそぼう!
HC-80/88
このブログではおなじみとなったHC-88。
液晶をPX-8と交換してしまったので「HC-88」とは印刷されていない(^^;
本来裏に日本語ユニットが付いていて、漢字ROMとか日本語変換をサポートする…のかな?実は漢字表示をほぼ使ったことがない(HC-88なのに!)
HC-80/88はメインCPUのZ80Aに加え、サブCPU(説明ではスレーブCPUとなっている)に6301が使われている。6301はHC-20でも使われているCPUで、HC-80/88ではZ80よりも低い動作周波数で動いてる。
そして…なぜか大量データを扱う画面制御が6301担当となっている…。そしてサブCPUにプログラムを送り込んで実行する事が出来るという……。なんとなくFP-1100を彷彿させるマシン構成だ(^^;
そんなアンバランス構成が妙に気に入って、ものすごく精力的にプログラミングしてた時期があったw
ここにリンク貼ろうと思ったけど、沢山ありすぎるので「HC-88」で検索してもらいたい!手探り状態から始まり、6301アセンブラを開発したりして、最終的にはサブCPUへプログラムを送り込んで実行までさせている。
HC-88メンテナンス その1 - レトロパソコンであそぼう!
HC-88でプログラミング! その1 - レトロパソコンであそぼう!
PX-8
海外版のHC-80だ。基本構成は同じだと思うけど、BASICのコマンドが一部違う。HC-80は(40もだけど)ROMカプセルという概念で本体裏側にROMを取り付けて拡張出来るようになっている。このおかげで本体を大きく変更しなくてもBASICの仕様を変更出来たりする。
液晶のパネルにHC-88と書いてあるが、これはパネルをHC-88と入れ替えてしまったため。とても紛らわしいのでいつかちゃんと直したい(^^;
キーボードがHC-88などとは違っていて、変換/無変換などのキーはない。かと言って完全な英語版というわけでも無く、アスタリスクの位置などは日本語キーボード仕様となっている。この辺りのこだわりがよくわからない…汗
↑FDD本体もあるけど、ものすごく重くて取り出す気力が無かったw
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これだけEPSON HCシリーズを所有しているコレクターはめったにいないだろう(^^;
そもそもなんでHC?って疑問には私にも答えられないw
マイナーダイスキーな心を揺さぶられているんだろうとは思うけれども。
言っとくけどPC-9801もPC-8801も所有してるからね!メジャーもあるよ!!
ではまた次回!(^-^)ノ