V20への想い
その1でも書いた通り、V20ボードを手に入れた!
私はV20には強い思い入れがある。
このブログでも何度となく出てきてるNECの文豪、CPUにV20が使われている。
MS-DOSでのプログラミング経験はPC98よりも文豪の方が圧倒的に多い。
そのため、V20には並々ならぬ愛着を感じているのだ(^^)
奇数アドレスからのワードアクセスをしても速度が遅くならない(元々速くない)、ソフトウェア的には8086と互換、そして何よりも8080エミュレーションモードがある!特徴が強ければ強いほど好きですねー!
別に8088が好きとかじゃないです、V20が好きなんです!
愛に理屈はいらないぜ的な!(^0^)/
おことわり…
まず最初にイイワケをしておきたい!
このブログの読者の方なら知ってると思うけれども、私はハードが全く分かりません。
電子回路も分からないし回路図も読めない。
普段からやってるコンデンサ交換なども、見よう見まねでやってるだけ。
そんな人がこんなモノに手を出すんじゃないよ…とお叱りを受けそうですが、だってだって興味あったんだもん!(逆ギレw
今回は…マジで大変だと思ってます。なにせ書いてある事がさっぱり理解出来ないレベルからの開始! ハード屋さんの"普通"が通じない人によるチャレンジですので、意外なところでつまづく可能性が高いです!
何か気づいた方はコメントなりDMなりで教えて頂けると助かります(^^)
V20-MBCとは?
とは?!…と書いたところで、実は私も初めて存在を知った程度。
↓基板はこんな感じ↓
…ごめん、緑に緑は見づらかった!
1辺が10cmのサイズで、なんとか片手に収まるかな…くらいのサイズ感。
ここにCPU、メモリ、RTC(Real Time Clock:時計)、MicroSD、シリアルなどなどが載る。
立派なコンピュータとして使える…という事らしい。
↓手に入れた時のセットはこんな感じ↓
主要なIC、そして部品がある。
でも部品が完璧に揃ってるわけじゃない。
基板には10個のICが載る場所があるけれども、実際にあるICは9つ。
あれれ…1つ足らん…これはどうしたらいいんだ??
…と思い調べてみると、どうやらオプション扱いのGPIOらしい。
正直…GPIOは使わんだろう…と思うので、まずは取り付けを考えない事にする。
あとで何かしたくなったら考えよう、うん。
足りない部品を調達したい!
…で!何があって何が足りないのか?
どっかに部品リストがないのかと思って探しまくり。
写真から推測するしかないの?ムリだよぉ……
…なんて事を考えていたら、ちゃんとファイルがありました。
Files | V20-MBC: a V20 (8088 + 8080) CPU homebrew computer | Hackaday.io
「BOM list」というのが部品リストだった。
そもそも「BOM list」という言葉自体を知らなかったので探し出せるわけもなく…orz
リストを元に、足りない材料を洗い出してみた。
Referenceの桁が白い行は部品がある、青は普通に探せそう、オレンジは探すの大変かも?、赤はどこにあるんじゃーの意味w
んと、まず部品の単語がさっぱり分からない(^^;;
Diode……でぃおで?うーん……
…あ!これはダイオードなのね……ダイオードって何?…とか(^^;
1行1行に気づきがありましたw
赤行の[SJ1]については、基板の裏面にあった。そもそも「Solder Bridge」ってどーゆーこと?? はんだで繋げろって意味なのか、それとも部品はいらないって意味なのか…?
辿々しい理解と根性で部品を手に入れてきた!!
小さな部品は予備も含めて少し多めに手に入れた!
だって間違えるもん失敗するもん壊すもん!!
シリアル→USB変換モジュールは、使い慣れたものを選択した。
残念ながらV20-MBC基板とはGNDの位置が違うため、結線時に入れ替えが必要。
まだ手元にないのはMicroSDモジュールとRTCモジュール。
両方ともオプション扱いらしい。
MicroSDの方はHDDの代わりになるらしい。HDDの無いCP/Mの使い勝手の悪さはHC-40で経験済みなので、ここはぜひディスクを取り付けたい。
RTCについては、やはりディスクに対応するのであれば、ファイルスタンプの事も意識したいと思い、オプションで取り付ける事にした。
部品は揃ったような気がするので…
これで部品は揃った気がする。
ちゃんと正しいかどうか、後日チェックせねば。
壊してしまったら後戻りは出来ない(T-T)
こういうのの実装をする時って、背の低い部品から取り付けていくんだっけ?
明日から少しずつ進めていきます!(^^)
それではまた次回!(^-^)ノ