謎の謎パー CASIO PD-7000をもっと知りたい! その4

PD-7000の機能を使えるコマンドを作成!

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PD-7000の機能を詰め込む予定の、PDSET.EXEというコマンドを作ってみた。

いくつかの機能を盛り込んだ1つのコマンドにしておけば、ディスク容量をムダに食う事もなく機能が実装出来るなーって魂胆。

 

手始めにCPUの速度を動的に変える機能を入れてみた。

PDSET[リターン]でUsage:が表示される。今はオプションがCPUしかないw

 

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PDSET CPU[リターン]で現在のクロック数を表示。

PDSET CPU 1-3の数字[リターン]で、クロックの設定。

単純明快だw

 

電池を長持ちさせたければCPUのクロックを1.2MHzに落とす。逆にここではCPUパワーが必要!って時には7.37MHzに上げてやれば良い。

あー…今思ったけど、プログラム実行時にクロック数を7.37MHzに上げるコマンドがあると良いかもね!普段は低いクロックで使える。

 

…と思ったけれども、1.2MHzのPD-7000は強烈に遅い!w

文字表示が目で追えるレベルで遅くなった。

DIRとかすると数秒間の後悔が訪れるレベル(^^;;

 

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7.37MHzに比べて、ぴったり1/4の速度になった!

アレ?1.2MHzって事はもっと遅いはずなのに…もしかしたらホントは1.84MHzなのかも?

 

よし、この調子で見つけた機能をちょこちょこ入れて機能強化していきまーす!

 

技術的なお話

AL=01h、BX=速度を設定してINT 50hすれば速度が設定される。

BXに指定する数値は以下の通り。

1 ... 1.2MHz

2 ... 3.68MHz

3 ... 7.37MHz

 

AL=00hで INT 50h すると、BXに現在の速度が戻ってくる。

数値は上と同じ。

 

動的に速度は変わるんだろうか…と思っていたけれども、ちゃんと変わってくれた!

 

それではまた次回!(^-^)ノ