日本語表示+日本語入力が出来るようになった!
謎パーME-386の日本語設定をあれこれするべく、先日まで調査を進めてきた。
実際にやってみたら問題続出だったけど(後述)、とりあえず形になったのでご報告。
Vzでの日本語表示+入力、FD等の日本語対応ツールなどが動くようになった。
80386の高速さも相まって、思っている以上に快適な環境になった(^^)
試しにLSI C-86で超短いプログラムをコンパイルしてみたけど、PS-1000の時にあれだけ待たされたコンパイルが数秒でを終わってしまう。さすがは80386(^-^)
日本語表示および日本語変換を入れたことで、フリーメモリはどどーんと減って500KBくらいになってしまうが、別に大きなアプリを動かす事情もないため困らない。
とりあえず謎パー…というかIBM PC互換機で使えるような環境は作ることが出来た。
この先何に使うかが問題ですけどね(^^;;
調査したはずなのに苦労しまくった点
この先は苦労話が続くので、興味無い方は読まない方が良いかも知れない(^^;;
きっとMS-DOSに詳しい方ならば常識かも知れないし、変なところで詰まってるなーって事かも知れない。笑い話として読んでもらうのはアリだw
起動時に失敗してしまうSRAMカードの謎
最初はこのメモリカードの布陣でいこうと思っていた。
しっかり内蔵電池も交換し、キレイに整えて写真まで撮っていたw
AドライブをSRAMカードにし、AUTOEXEC.BATをそこにおいてカスタマイズしようという魂胆。AUTOEXECへ処理が来た時には、すでにATAカードもアクセス出来るようになっているはずなので、SRAMカードの容量の足り無さはそちらでカバーする予定だった。
しかし…なぜか128KBのメモリカードをAドライブ側にいれて電源を入れると、Aドライブからブートしたさそうなメッセージが出て…当然システムが入っていないので起動に失敗をし…という結果となった。
ブートセクタを潰してしまえ!とSYMDEB.EXEでゴリゴリいじってみたら起動すらしなくなってしまい…こりゃアカンとなった(T-T) モバイルギアでLinuxをbootさせた時以来なので、もはやコツも何も覚えてない…単なる破壊工作となったw
あれ?という事はもしかしてメモリカードの先頭にブートコード書いておけば独自のOSとかPC-UNIXが立ち上がっちゃう??試してみたいけど環境が整ってないなー…。
これはまたいつかの楽しみとしてとっとくことにするw
実は別のSRAMカードを入れておけば起動に成功するのは分かっているんだけど、そのカードは別のマシンで使っていたので流用は避けたい…。
しかたなくSRAMカードをAドライブに入れるのは諦めた=AUTOEXEC.BATを独自にするのは諦めた。
CドライブにあるAUTOEXEC.BATを書き替えられるんだからそうしたら?と思ってはいるのだが、不用意なハングアップで初期化されてしまうCドライブにマスターファイルを置くわけにもいかず…別の方法を考える事に。
多段階ブート
結局、今回採用したのが多段階によるブート。
結局使ったのはこのATAカードのみ。
まずはノーマル状態で一度起動。
起動した後ならばATAカードが読めるようになっているので、そこからCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATをCドライブへコピーし、再度起動。
これで希望の構成で立ち上げる事が出来るようになった(^^)
面倒だけどレジューム機能がついてるマシンなので、プログラム作ってハングアップさせない限りは何度も実行しなくても済む(^^;;
メモリについてXMSとかEMSとか色々と設定を試してみたけれども、実際にメモリをギチギチに使うシチュエーションが全く想像出来ず、何もしないという選択にしたw
元々入っているドライバとEMM386.EXEの相性も良くないようで、不意にハングアップしてしまう事もあったので、やっぱりメモリ関係は難しい(T_T)
そして…もっとも気になるのがコレ。
…やっぱりはみ出るんだよなぁ…(^^;;;
コレ、当時だって気になっただろうに……汗
よし、これでちょっと使ってみようと思う!
せっかくなので何か作りたいと思うけど、いつも後回しになって別のマシンに行っちゃうw
老後の楽しみに残しておくかー!
ではまた次回!(^-^)ノ