HP1000CX奮闘記(HP200LX似)

HP1000CXを入手!

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HP1000CXというマシンをご存じだろうか?

HPで有名なマシンは多いけれども、特に良く聞くのはHP200LXかも知れない。

 

そのHP200LXからPIM(Personal Information Manager:要するに内蔵アプリ)を取り外して、純粋なMS-DOSマシンとしたのが、このHP1000CX。

200→1000だから相当な機能アップじゃね?と思うと少しがっくりするかも(^^;

でもHP200LXを使っていてもPIM機能をまるで使ってない私にはぴったり!

起動すると、いきなりMS-DOSが起動する(らしい)。

 

ちなみに両者を並べてみるとこんな感じ.

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サイズは同じだけど色が違う。

1000CXの方が黒っぽい。

重さは1000CXが345g、200LXが355gとやっぱりほぼ同じ。

単体で持っていて1000CXだと気が付く人は、相当な"つう"だ!

 

開いてみるとそこには安定の…

そして1000CXを開いてみた写真がこちら。

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またしてもビネガーシンドローム(^^;;

ここまでくると「お前さんはビネガーが好きなのか?」と言われそう。

そんなことない!!

たまたま好きになったマシンがビネガーだっただけで(違

まぁこのビネガーは近いうちに偏光板を交換したいと思う。

ちなみにHPの偏光板交換は経験がなく、こっちもドキドキする。

 

それよりも問題がこっち。

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起動はするものの、表示される文字がバケバケ。

さっき上の文章で「DOSが起動する(らしい)」と書いたのは、実際に起動してるところが見えないから断定が出来なかった。

あちゃー…これはどうしたものか(T-T)

ネットで調べてみても、配線がどーのとか難しい事が書いてある。

そんなの直せないなぁ…orz

 

突破口は突然に!

何度か再起動をさせていたら…電源いれた瞬間、何回かに一度だけど画面の左端に縦の模様が入る事に気が付いた。

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↑動画から抜き出したのでピンボケかつ見づらくて申し訳ない。

左端の縦に伸びる黒い模様がソレ。

これ、HP200LXを改造している方だったら見覚えがあるはず!

そう!

もしかしたらこのマシンは倍速改造されているのではないか?!

キレイにされてはいるものの、筐体に多少のすき間やガタがある事とか怪しい…。

 

実は私が所有しているHP200LXも倍速改造をしてあるのだ。

縦模様に見覚えがあるのはそのおかげw

ということは、200LXに入ってるPCカードを入れて起動したらどうなるのか…。

そう思って、おもむろに200LXからPCカードを抜き、1000CXへ入れて起動してみた。

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おおおおお!

キレイに表示された!!(ビネガーは置いといてw)

なるほど、これは倍速改造されていたから表示が変だったのか!

分かってしまえば何てことは無い。

でも気が付かずに分解して余計な事をしなくて良かった…(^^;;

 

さらに!!

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おお、RAMディスクのサイズが凄いことにw

 どうやらメモリは2MB→8MBへ増設されているらしい!

うん、これはすごいHP1000CXを手に入れる事が出来た!!

わーいわーい!\(^O^)/

 

この先、ビネガーシンドロームの修理とかしていくと思うけど、焦らず行くよ!

キレイに仕上げたいし!(^^)

 

ではまた次回!(^-^)ノ