HP OmniBook 425をメンテナンス 完結編

OmniBook425、これで完結編です!

多分!!!

 

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今まで書いた事無かったけど、マウスが付いてるんです、このマシン。

右上のマウスが印刷されたボタンを押すと、本体右側からがちゃっとマウスが飛び出すギミックがあります。これでWindowsでのマウス操作もバッチリ!

 

…なんですが、このボタンを電源ボタンと間違えるワケですよw

電源入れようとしてマウスが飛び出した時の、一瞬思考が止まる感覚(^^;;

分かってもらえるだろうか…w

 

画面を反転させたい!

先日までの作業で、日本語表示まで出来るようになった。

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でも…なんとなくではあるが画面が反転してしまうのは直したい。

 

ソフト的に反転させる方法と、ハード的?に反転させる方法の2択あると思う。

まずはソフト的な方を探ってみる。

どこかに画面を反転させるオプションが潜んでいるのではないかと思い探してみた。

確かCGAの時はあったんですよ、反転オプションが。

そう思って探してみたが、残念ながら今入れてるドライバにはスイッチが無かった。

うーん残念だ。

 

じゃあ…って事で、次はハード的な反転方法を探してみる事に。

これはメーカー側が用意する"ご厚意"のような機能だと思うけれども、私には「必ず備えられているはず」という一定の自信があった。

なぜならば、HP200LXにも反転機能があるからだ。

200LXの場合、キーボードの[/](スラッシュ)とONボタンを同時に押すと画面が反転する。

HP1000CXにも同じ機能がある。

同じHPが作ったOmniBookにも、同じような反転機能が備わっているに違いない!

 

同じ感覚で[/]+Onボタンを押してみる!

はい電源おちたーw

どうやら違うキーにわり当たってるらしい。

ここから長い長いキー探しの旅が始まった!

なんとか+なんとかの組み合わせで反転するのは間違いないと思うんだ…。

これだけたくさんのキーがあると、組み合わせも無限…じゃないけど3500以上の組み合わせがありそう(久しぶりに組み合わせの計算したよw)。

 

で、結局はネット様のチカラに頼ることにw

見つかったのが以下の文章。

 

You can invert the screen on a monochrome Omnibook by holding the Fn key and pressing either of the contrast up/down buttons next to the screen.

 

なんと!コントラスト調整ボタンは気が付かなかった!!!

だってここについてるボタンなんですよ??

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そもそもキーのカテゴリーに入れてなかったw

組み合わせの計算にも入れてなかったよ!

 

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おおおお!一気にソレっぽくなった!!

 

フォントが化けてしまう!

ネタとして面白いから…という理由だけで、PC-9801のフォントを使っている。

そしたらAT互換機とのフォントの違いからか、FDやVzを使うと罫線が化けてしまう。

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枠が枠じゃ無くなってるw

これは…PC-9801フォントデータを変更するしか無いのかな…。

この辺のパッチを上手に当ててる人がいたら、ぜひ教えて欲しい(T-T)

 

仕方が無いのでフォントを切り替える事にした。

↑の写真は640x480(VGA)に25行表示をした場合。

30行表示の時はフォントをデフォルト?のモノを表示するようにしてみた↓

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フォントの雰囲気が一気に英語っぽくなってしまうのだが、化けてしまうよりはいいか…と思って、割り切ることにした。

でもいつか98フォントで30行モードを使いたいなぁ!

 

そして日本語入力も!

ここまできたら入力もしたくなるじゃない!

実際にするかどうかは置いといてw

実は日本語化の手順で、少し手作業が入るこのマシン。

JP.BATみたいなバッチファイルにして処理をいれてある。

なので、日本語化→FEPの導入をする必要がありそうなので、デバイスドライバもBATファイルで追加する事にした。

ADDDEV.EXEという便利なツールがあったので、これを利用する事に!

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特に問題も無く使えるようになった!

 

RAMディスクも復活!

先日のDoubleSpaceを外した際に、一緒に使えなくなってしまったRAMディスク。

どうして外れてしまったのかを調べるよりも、新しいものを入れる事にした。

しかしEMM386でなぜかEMSのサイズが指定出来ない問題が出ている。

EMSは日本語変換+Vzで使用したかったので、出来ればXMSを利用してくれるRAMディスクを探したい。

そんな感じで検索してみたら、XRDISKというソフトが見つかった。

この先、XMSは別の使用用途がなかったので、全部使ってしまう事にした!

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よし、約2.5MBのディスクが出来上がった!

環境変数TMPなどテンポラリのフォルダをEドライブに変更して終了!(^-^)/

 

これでFINAL!?

最終的なメモリはこんな感じになりました。

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約520KB空いてる状況。

まぁこんなモンかなー。

細かいところをチェックすればまだ数KB空くのかも知れないけど、そこまで巨大なソフト動かさないしw

 

まだCapsLockとCTRLを入れ替えしたいとか、VzエディタをEmacsライクにしてみたいとか、細かいところではやりたいことが残っているけれども、大きな作業としてはここで一旦キリではないかと(^-^)

 

最初は不安定なハードディスク、電池での駆動が出来ないなど、満身創痍で手元にあったOmniBookでしたが、今ではとても安定して動いてくれてます。

環境設定をするための度重なる再起動にもちゃんと応えてくれて、とても使いやすい1台に仕上がってくれた気がする。

昔懐かしのDynaBook J-3100SSを思い出すなぁ!

 

これからも大切に使っていきます、HP OmniBook 425!

これにて完結!(^^)

 

ではまた次回!(^-^)ノ

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