GPi CASEにRaspberryPi Zero 2 W!

きっと誰かが試して情報流してくれるだろ…と思っていたけれども、

思ったよりも話が出てこないRaspberryPi Zero 2。

じゃあ…ということで、GPi CASEにZero 2を入れた話を書いてみるよ!(^^)

 

RaspberryPi Zero 2 W

2022年2月くらいに「そろそろ発売するかも?」な発表があって以来、ずーっと発売されてなかったRaspberryPi Zero 2 W。

これがようやく発売となった。

私もなんとか1つ手に入れる事が出来たよ!(TOT)/

 

もはや説明はいらないとは思うけれども…シングルコアだった初代(初代!?)のRaspberry Pi Zeroに比べて、Zero 2はクアッドコアな構成となっている。

他にも違いはあるけれども、一番影響の大きそうなのはコア数だ。

 

2が特別すげー!ってならないのは、すでにこのサイズでクアッドコアを実現していたBananaPieなどがあるからだろう。RaspberryPi Picoですらデュアルコアだし。

 

それでもこのサイズにこの機能を盛り込んだのはホントに凄いと思う!(^^)

RaspberryPi 4を使うまでもないんだけど…と思うような処理の多くはZero 2で賄えそう。

 

RETROFLAG GPi CASE

以前、ブログでGPi CASEというものをご紹介した事があった。

見た目は初代ゲームボーイそっくりな形をしているけれど、中身にはRaspberryPi Zeroを入れて必要なソフトをインストールして使う。

オススメ?はRecalBoxという総合エミュレータらしい。

私はこのGPi CASEでしかRecalBoxを使ったことがないが、個人的にはワリと使いやすい環境だと感じてる。

 

以前はRaspberryPi ZeroでX68000を動かす事に挑戦してみたが、完全なるパワー不足でまともな速度では動かなかった。

 

じゃあ…って事でBananaPi(コレは4コアでもあるのでZeroよりも結構パワフル)を手に入れた時、これをGPi CASEへ入れることを考えたのだが、どうやらGPIOのピン配置がRaspberryPiにしかないモード(DPI?)が有るようで、BananaPiでは動かなかった。

 

そんな事情があってGPi CASEを有効活用出来てなかったんだけど、中身をZero 2に入れ替えてみたらどうなるんだろう…と興味津々だったのだ!

 

RecalBox

実は前回のGPi CASEにチャレンジした時にも気がついていたのだが、RecalBox(エミュレータランチャ)にはRaspberryPi Zero 2 Wに対応したイメージが存在していた。

多分、Zero 2が普通に販売されていた海外で利用されていたのだと思う。

今見てみたら、Rapberry Pi Imagerのメニューにもイメージがあった!

「RecalBox - GPi Case + Raspberry Pi Zero 2」というイメージを選択して、SDカードへ書き込む。びっくりするくらい簡単な作業だ!

 

使ってみた感じは…

RaspberryPi Zero 2 Wに入れ替えたあとのGPi CASEは一皮むけたような感覚で、通常の動作もかなり軽くなってる!

メニューを立ち上げた状態での負荷状態はこんな感じ。

Zero 1の時はEmulationStationが起動しただけで40%くらいのパワーを持っていかれてたけれど、Zero 2だと合計で20%にも満たない。イメージもZero 2専用を使っているので、もしかしたら何か効率化されていたりする??

 

前回チャレンジして残念な結果に終わったX68000を動かしてみる!

おお……さすが4コアのZero 2!

たまーにサウンドが遅れる時があるけれども、概ね良い感じに動くようになった!

CPU稼働率はほぼ50%。えー??なんかすごく少なくない??

Zero 1であれだけ苦労してたのに、まさかの余裕。

 

これだけ動くんだったら、他のエミュレータもかなり余裕で動くんじゃない??

試しにNITENDO64を動かしてみた。

すごい!!

見た目がゲームボーイなのにNINTENDO64のゲームが動いちゃうなんて!(^^;

これは……20年前の自分に教えてやりたいw

でもアナログスティックが無いから起動するだけしか出来ないのかも??←要注意!

 

重そうなエミュレータ(SFC+SuperFX)もちゃんと動いた!

けど、スターフォックスに限っては音がちょっとずれてる(^^;;

 

他にも処理が重そうなエミュレータを試してみたいけれど、残念ながら私はゲームそのものは持っていてもイメージ化出来ていないものが多い。サターンとか遊べたら楽しいのになぁ(T-T)

 

そうだ!バッテリー事情も書いておきたい。

Zero 1の時はあんまり感じていなかったけれど、Zero 2に載せ替えて以降、バッテリーでの駆動が少し不安定になった気がする。これは私が1.2Vの充電池を使っていたせいかも知れない。

きちんと1.5Vの乾電池を使うか、または付属のUSBケーブルを使うのが良いかも。

 

あと、Zero 2自身の発熱に関して言えば気になったことはない。カートリッジ部分(ここにRaspberry Pi 2 Wが入ってる)を触ると、ほんのり温かいな…と思う程度だ。

私の使い方では全コアがフル稼働する事はないので参考程度にお願いしたい(^^)

 

おわりに

ぱぱっといくつかのモノを触ってみたけれど、Zero 1 → Zero 2への変更は、全く別物を触ってるんじゃないかと思うほど劇的な変化を感じられる!

GPi CASEを持っている方は、ぜひZero 2に載せ替えてみると良い(^^)

 

でも……これから新規でGPi CASEを買おうと思ってる方がいたら少し待って欲しい。

プラスαの金額を出せばMiyoo miniが買えてしまうからだ!

投資する価値があるかどうか、今一度考えてから購入をした方が良さそうだ!(^^)

 

ではまた次回!(^-^)ノ

 

GPi Case + Rasp