先日、ゲームボーイ本体のホワイトニングについて写真をツイートしたところ、何名の方から「具体的なやり方を紹介してほしい」とのメッセージを頂いた。
大雑把な流れについては以前のブログでも書いてるので参照して欲しいと思いつつも、いくつかの追加情報もあるのでブログにまとめる事にした!
先にこちらのブログも目を通してもらえると助かる。
にわかには信じてもらえないのだけど、見事なほど色が変わる。
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特に内緒にしておく事でもないので、私の方法ではあるけれども紹介してみる!
まずは強く注意喚起
「よーし、おいらもやってみるぜぃ!」と決断する前に、怖い話もしておく。
まず、始める前に「失敗した後の事」を考える必要がある。
気をつけていただきたいのは、やってる行為自体は漂白だ。
プラスチックに色を塗りつけているようなモノは色が抜け落ちてしまう。
ホワイトニングに合わないプラスチックをやってしまうと取り返しがつかない。
↑こうなってしまうと、もう元には戻せない。
ホワイトニングできそうなプラスチックであっても、まだらになる場合もある。
↑これだけハデにまだらになってしまうと修正は簡単ではない。
Twitterでは成功した例の写真だけを載せているけれど、その裏には山のような失敗があることを知るべきだろう。
最悪は大切にしていたものがダメになってしまう覚悟が先に必要だ。
撃ってよいのは撃たれまくる覚悟があるものだけ、という事だ!(T-T)
準備
まずはホワイトニングに必要なモノを揃える。
ホワイトニングするモノ
何はともあれ、ホワイトニングする対象となるものが必要だ。
それを分解して金属部品などを全て外す。
↑これはホワイトニングが終わった後の状態だけど、こんな感じに部品という部品はすべて外してある。
特に電池の端子をそのままにしておくと、あっという間に錆びて周りに色が付着して最悪な状態になる…。
容器
ホワイトニングの対象となるものが決まったら、それが綺麗に収まる容器が必要だ。
対象と比べて、そんなにサイズ差がないものの方が良い気がする。
そうしないと準備する溶液が大量になってしまう。
初代ゲームボーイの場合は、2リットルのペットボトルがジャストフィットだった!
これに気がついたからこそやってみようと思ったと言っても過言ではないw
ホワイトニング(漂白)に使う溶液で、私はスーパーなどで手に入りやすいワイドハイターEXパワーを愛用している。
とても量を使うので、私は業務用の4Lボトルを手に入れてある。
だってペットボトルの容器を使っても1Lは使うよ?
水で割って使う人もいるけれど、私は原液もまま漬けちゃってる。
どのやり方が正解なのかは不明。
洗濯の時でも水60Lに対してワイドハイター40mlとか書いてあるので、おそらく薄めるのが正解な気もする…。
ブラックライト
特別なものでもなく、Amazonでふつーに売られているものを使っている。
2巻で1780円(税込)と、思ったよりも安いかも知れない。
ブラックライトは取り扱い注意だ!
ぜひ「ブラックライト 注意点」で検索した結果を読んだ上で試してほしい。
このブログを読んでブラックライトを使ってみたら視力が落ちてしまった…と言われても、私は責任取れない(TT)
照明に使えると紹介されてるくらいだから、滅多なことはない…と思いたいが…汗
アルミホイル
台所で大活躍してる、アレだw
試してみた感じでは、表面の反射が強い方が良い気がする。100均で手に入れたものは反射が弱くて、ホワイトニングに時間がかかっている気がする。
ここは時間短縮を目指して、少し高めのキラキラしたアルミホイルを使おう!
アンペアの高いUSB端子
とても重要なのがコレ!
出力の弱いUSB端子を使っていたら、いつまで経っても効果が現れなかった!
あれれ…と思い、出力の強い端子につなげ直したら一気にホワイトニングが進んだ。
繋げてから1時間くらいたったら容器に触ってみて、暖かくなってなかったら要注意だ!
ホワイトニングしてみる
この後は、以前のブログに書いたとおりだ。
容器(ペットボトル)に、ライトが内側を向くようにぐるぐる巻にしていく。
中にホワイトニングするモノを入れて、中をワイドハイターEXパワーで満たす。
ちゃんと全部が浸かるように溶液を入れるのが大事だ!
そうしないと外に出てる部分は色が変化しない(^^;
そして全体をアルミホイルで覆う。
これは…なんとなくだけど、中で光が反射して全体的に均一に光が当たるのでは?という淡い期待からだ(^^;; 実際に効果があるのかどうかは不明。
おまじないみたいなモンだ(T-T)
ここから長い時間の放置が始まる。
漬けておく時間だけど、長ければ長いほど効果がある…という印象がある。
最低でも48時間、今回のゲームボーイの場合は合計150時間近く漬けたと思う。
途中で何度か上のアルミホイルを開けて、プラスチックの場所を入れ替えたりした。直接指を突っ込むわけには行かないので、割り箸を利用して位置を変えた。容器をワシっと掴んで揺すったりもしていた(^^;;
光の当たり方をちょこちょこ変えて、まだらにならない努力はそれなりにしていたが、どのくらい効果があるのかは不明だ(TT)
おわりに
今回は、私がやっているホワイトニングについて説明してみた。
このやり方は部品が小さい場合には有効だと思うが、デスクトップの天板などは同じ方法では難しいだろう。そもそも容器と溶液の準備が大変!
へー、こういうやり方もあるのね!
…くらいの受け取り方で、独自に工夫してやってもらうのが良いと思う(^^)
そしてもっと良い方法が分かったら教えて欲しい(TOT)
失敗は怖いけど失敗の先にはきっと代えがたい満足感があるよー!
ではまた次回!(^-^)ノ