Miyoo miniが届いた!

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Miyoo miniというハードをご存知だろうか?(^^)

パット見た感じはゲームボーイみたいな形をしている、少し小型なマシンだ!

名前で検索すると山のようにヒットするので、ちゃんとした使い方を知りたい方はそちらを参照してみて欲しい(^^;;

 

年末から年明けに掛けて、この手のハードが面白いと思っていた時に注文していたが、それが3ヶ月掛かって手元に届いた。

 

サイズ的にはこんな感じ。

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手のひらには入り切らないが、十分に握れるくらいのサイズ。

ワリとコンパクトな筐体でありながら、画面サイズやCPUパワーがそれなりにあるため、楽しい使い方ができそうだ!

 

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届いたときから箱が無く、代わりに専用ケースが付いてきた!

まぁどうせ箱はすぐに処分しちゃうし困る事はないんだけど、なんとなく溢れる中古感…汗

でも新品でしたよ、多分(^^;;

 

ところで……頼んでないSDカードが入ってきちゃったのですが…滝汗

SD無し、保護シート無し、ケースなしの一番安いやつを頼んだはずなのに、なんか全然違う感じに届いちゃうのも、最近の忙しい業者なのかな…。

 

SDカードの中身は送ってはいけない、受け取ってはいけないものが入っているようなので、中のファイルは削除して使う事にする。

 

X68000動くかな?

Miyoo miniの中身がどんな構成なのかを見てみたい!

いつもの流れでsshでログインして…をしてみたかったが、Miyoo miniはWi-Fiがない(T-T)

USB TYPE-Cに有線LANを繋げてみたが、うんともすんとも言わない。

この…肝心なところに手が届かない感覚は…なんとなくFunkey Sを思い起こす…(T-T)

 

仕方ないので、別のアプローチを検討してみる。

試しに付属のSDカードを入れて起動する。

SDカードの中に入ってたイメージファイルは抹消してしまったが、フォルダ構造などは参考になりそうだったのでそのまま残してあるのだ(フォーマットはしていない)。

 

Appというフォルダの中に便利なアプリが入っていたので、これを利用してみる!

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ここにあるRetroArchを利用してX68000を起動してみよう!

#以下、付属のSDカードが手元にある事を前提としていますが、

#後日SDカードが無い状態で起動する方法も模索してみます。

 

フォルダの中を覗いて見ると、RetroArchで使われるコアは、

${SD}/RetroArch/.retroarch/cores 以下に入っている事が分かった。

お!なんとPC-9801エミュレータは入っていた!(np2kai_libretro.so)

じゃあX68000は……と思ったら、px68k_libretro.infoしかなく、肝心のsoファイルが存在しなかった(ToT)

 

うーん……じゃあsoファイルをコピーしてみるか!

np2kai_libretro.soを調べると、32bitバイナリのようだ!

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32bitバイナリの px68k_libretro.so は、過去に BananaPie でX68000を動かした時にビルドしている。

pocketgriffon.hatenablog.com

このバイナリを利用して、X68000を立ち上げてみよう!(^^)

 

まず、どのファイルをどこに置いたら良いのかを調べる。

PC-9801エミュレータ(np2kai)があったので、これを参照にしながら設定する。

 

設定ファイルは ${SD}/RApp/np2kai に入っていた。

同じフォルダにある launch.sh とconfig.json を見ると、そこにフォルダ情報が書かれていた。

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↑launch.sh

 

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↑config.json

 

これを見ると、RetroArchはconfig.jsonを参照し、そこに書かれている情報を参照しつつ、launch.shを呼び出す…のかな!?

 

分かった情報と設定する情報は以下の通り。

 

設定ファイル:${SD}/RApp/x68000

libretro.so格納フォルダ:${SD}/RetroArch/.retroarch/cores

romイメージ:${SD}/Roms/x68000

BIOSデータ:${SD}/RetroArch/.retroarch/system/keropi

 

ファイルが足りないもの(アイコンの画像データなど)は、PC-9801のものをそのまま利用してしまった!絵は化けるだろうけど、まずは動かすのが先決よ(^^)

 

あとはプログラム→RetroArchでRetroArchを起動し、それ以降は通常の流れだ。

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驚いたことに、一発であっさり起動してしまった!(^o^)

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Miyoo miniは、CPUクロックが1.2GHzのデュアルコア、メモリは128MBあるのでRaspberryPi Zero2の半分くらいのパワーがある。

X68000がちゃんと動くかな…と思ったが、いくつかのイメージを動かしてみた感じでは、まぁ遊べる…ちょっとだけ遅くなる時がある?くらいの感じだった!(^-^)

 

むしろこのサイズでX68000が動くのが驚く!

サウンドも鳴るし、BGM聞くマシンとしてもいいなぁこれ(^^)

 

試しにPC-9801も動かしてみたが、キーボードが繋がらないので何も出来なかった…汗

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同じような事情で、PC-8801は動くだけ…になるかも。
キーボード繋げる方法はないのかな…??

 

とりあえず今回はX68000動かしてみたよ、的な報告でした!

この先は、SDカード無しで動かせないか試してみようと思う。

 

ではまた次回!(^-^)ノ