このところ、プログラムを自作するよりも、既存のソースを利用させていただく機会が増えてきている。
普段使っているMac上で、Windowsのプログラムがビルド出来なくても「そーゆーもんだ」と思って何も気にしていなかったが、Linuxのソースがビルド出来ないと「なんで!?」ってなっちゃう(^^;;;
今までは必要にかられてソースをビルドする事はあっても、そうそう頻度が高いわけではなかったので特に気にしていなかったのだが、ここまで頻度高くビルドをするとなると、そのための環境を整備したくなるわけで(^^)
今まで手元にあったLinux環境はRaspberryPi Zero。普通にRaspbianをインストールして使っていたが、その制限から32bit環境だった。
それ以外にはRaspberryPi 4が発売されたばかりの頃、試しに1つ手に入れてRaspbianを入れてみた。特に積極的に使うという感じでは無かったので、そのまま放置状態に…汗
最新の環境を構築する!
手元にRaspberryPi 4があるので、今どきの環境を用意しておこうじゃないの!(^^)
今、使っているケースがこれ、Argon Oneというもの。
当時、千石電商の店頭で見てこれだあああ!と衝動買いしてしまった(^^)
フタをとればGPIOにもアクセスができるのもお気に入り!(一度も使ってないけど…)
このケースは気に入っているので、このまま使う事に確定!
少し気になっていたのは、私の使い方(ビルドを繰り返す)の場合、microSDカードを主記憶装置として使うのは速度的にも耐久度的にもどうなのかな…と思ってた。
外部HDDを繋げるにしても、場所がかさばるのはイヤだし移動させづらくなるのもヤダ(T-T) ケーブルを引っ張ってわさわさなるのも避けたい!(ToT)
なんてワガママを思いつつ調べていたら、最近では細長いSSDがあるとか!
もうね…最新技術を追い続けるのを辞めちゃってから長いので、最新のPC事情が分かってなさすぎる(T^T)
常に最新を意識したのは80486DX2 66MHzで終わってんのよ、こっちは(TT)
ネットで調べてみたら、このArgon OneシリーズでSSDを接続できるタイプがあるらしい!
写真で見る限り、底にカポンと取り付ければよさそうに見える(^^)
やった、ちょっとの出費で良さそうね!
……と思ったら、底(Expantion Boardと言うらしい)だけ買うと高い(T-T)
…仕方ないので本体ごと手に入れた!(T^T)
上が今回手に入れたArgon One M.2。
HDMIが標準サイズになっているのと、本体の底にSSDが入る空間がある。
SSDはM.2 SATAの、BキーまたはB+Mキーが対応している。
さらっとSSDのこと書いてるけど、すんごく調べたよ(T-T)
バスの名前なんざIDEとEIDE、VL-BUSくらいで停まってる(T_T)
私はこれを使った。
プログラマなので容量は大して使わない!(ToT)←偏見ごめん
30年くらい前に1GBのHDDを海外から17万で買った身としては、このサイズで250GBというのはグッとくるものがあるね…(-_-;;
こういうのを組み立ててる机の上が混沌とする!
組み立て系は苦手なんだから、なるべく早く終わらせたくて焦る焦る(T-T)
ネジが余るよー!
インストールは??
組み立ててる最中にハタと気がついた。
このSSDにどうやってOSをインストールするの?と…(-_-;;
当然ケースのマニュアルには書いてないワケよ。
SSDのマニュアルには注意事項とか取り付け方とかそんなんだけ。
はて、どうやってSSDへアクセスしたら良いんだろう…(T-T)
このSSD自体は底の部分にとりつけてあるだけ。
RaspberryPiとの接続は、底から出ているUSBで繋げてある。
こんな感じで上と下のUSB同士を繋げている。
ネタ的な使い方じゃなくて、これが本来の使い方(^^;;
ということは、RaspberryPi自体がUSB起動出来ないといけない。
あれ?今はそんな事ができるんだっけ??
昔のRaspberryな記憶しかないので情報が足りてない(T-T)
不安だらけじゃー!!
結局、こんな手順でインストールしてみた。
まずはRaspberryPi本体のmicroSDカードからRaspbianを起動
起動したRaspbian上へ(Macからsshで)インストールイメージをコピー
ddでSSDへ書き込みする
RaspberryPi本体のmicroSDカードを取り外し、SSDから起動
最後のSSDから起動については、本当にUSBから起動できるのかが不安だったけど、何の設定もせずに問題なく起動できた!(^^)
SSDに交換した後の速度は?
速度……うーん、正直あんまりわかんない(^^;;
多分、速くなってるんだろうけれども、今まさにインストールしたばかりだし、そこまでの違いは残念ながら感じていない。
きっとこれから感じてくると思うので、その時にはツイートなどで書いていこうと思う。
↑Mac上でRaspberryPiの画面を出力すればモニタも1つで済む!(^-^)
ここまで頑張って環境整備してみたけれども……
最近、使いやすいLinux端末が欲しくて色々検討していた。
— PocketGriffon (@GriffonPocket) 2022年2月20日
キーボードとモニタがついてるDevTermが使いやすい。それよりも小型モニタをつけたPi400かも…とか思ってたけど、私の用途ではZeroを立ち上げてsshでログインするのが最強と気がついてしまった…(・・;)#Linux #DevTerm #RaspberryPi pic.twitter.com/V4gA6EMHbk
…何かに気づいてしまった自分がいたのであった…orz
ではまた次回!(^-^)ノ