前回はRS-232Cっぽいケーブルを接続して、シリアル経由でセーブしようとしたらAbortが出てしまうところで終了した。
ケーブルは即席でテストをしていて、手元にあった「それっぽいモノ」を使っただけなので、それで繋がったらラッキーだったかも?
手持ちのケーブルを紹介してみたい。
↑ケーブル#714。
おそらくプリンターと繋げるケーブルで、クロスケーブルと思われる。
DIN側がHC-20、25ピン側がプリンタに繋げるみたいだ。25ピンのソケットを持つパソコン(PC-8201やTANDY200)と接続すれば繋がるのかも知れない。
今は直接Macと繋げる方法がないので、今回は使え無さそう。
↑未知のケーブル。
上記の#714がクロスケーブルだと思うので、こっちはストレートケーブルかなぁ…とか思ってるけど真相は不明。これがちゃんと動けばMacとも繋げられそうだったのだが、試してみたけどダメだった(T-T)
修理メンテナンスしたHC-20では、外部ハードを動かそうとすると画面に「CHARGE BATTERY!」と表示され、Abortしてしまう現象が必ず出ていた。作ったバッテリーの問題なのか本体側の問題なのか、原因追求は進んでいない(T-T)
手持ちにある、動くHC-20数台で試してみたところ、HX-20(海外版HC-20)ならばエラーが出ない事が分かった。なんと、テープドライブもプリンターもノーメンテで動いてしまった!
できれば日本語版HC-20であれこれやってみたかったけれども、動かないのならば仕方がない。HX-20を使う事を考えてみる。
まずはともあれ通信が出来るかどうかテストを続ける。
結局、手持ちのケーブルではうまく通信が出来なかったので、自作してみる流れに。
上がHC-40、下がHC-20のRS-232C端子だ。
まさかの大きさが違う(T-T)
HC-40とHC-80はコネクタサイズ、ピン配置共に同じで共有する事が出来る。そんな状況だったので、てっきりHC-20でも共有で使えると思っていたのだが、HC-20には通用しなかった(T-T)
以前、FP-200でRS-232Cケーブルを作ろうとした時に手に入れていたDIN8ピンソケットがあるので、今回はこれを利用してみる。
L字の形をしていて、そのまま挿すとケーブルが上を向く。
背中側に余裕のない配置で利用すると便利そうだ!(^^)
シリアル←→USB変換には、いつも使ってるコレを使う。
レトロパソコン使ってると通信機器を自前で準備する機会も多いので、まとめて何個も手に入れてあった。ちなみに今うちには(コレを含めて)4つある(^^;;
DIN8ピンのそれぞれの配置は付属のマニュアル(OPERATION MANUAL)に記載がある。
これなんだけど……左右対象のコネクタの場合、この図は「差し込む側から見た図」なのか「差し込む側の背中側から見た図」なのか、区別が付かない(T-T)
多分……外側から見えてる(コネクタを手で持った時に見えている)状態でのピン配置なんだろうな…と想像をしてるけど、それであってる??
たまにこういう図を見ている時に「E」という文字がある図もあるんだけど、何か意味があるんだろうか…わからぬ(T-T)
なんとなく配線を間違える事も想定して、今回はブレッドボード上で接続をしてみる。
こんな感じでケーブルをDIN側にはんだづけして、ブレッドボードでピンを刺し直しながら実験する事にした。
↑こんな感じ。
通信速度は1200bpsくらいを想定しているので、ブレッドボード上でも問題ないだろうなーと思ってる!根拠ないけど(^-^;;
よーしコレで準備は万全!!
……と思ってテストしてみたんだけど、やっぱりどーしても繋がらない(T-T)
なんとなくだけどHX-20側からデータが出てる感じがしない。
そしてHX-20がたまに不安定だ。
液晶の表示もどんどん暗くなってきてしまった…。
これまたコンデンサ???
とにかく通信がうまく行かなかったらHC-20でやろうと思っていた事は破綻する(T-T)
なんとしても動いて欲しいんだけど…orz
どなたかHC-20で通信環境を構築している方がいたら、ヒントもらえると嬉しいです!
ではまた次回!(^-^)ノ