PC-8300のバッテリー事情その3

前回はPC-8300のバッテリーカートリッジを充電出来るように改造し、実際にニッカド電池を装着した上でバッテリー消費→充電というところまで進んだ。

今回は、実際に充電されてるかどうかの検証だ!

 

途中でガマン仕切れなくなって何度となくカートリッジを取り外して電圧を測っていた。

しかし……

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何度計測しても5.10Vから上に上がらない。何度か測ってきたら、むしろ下がってきた!

これは……間違いない!

充電されてない!(TOT)

 

なんでー?

抵抗のはんだ付けがちゃんとされてないのか、もしくはやっぱり71.5kΩという数字が絶対だったのか…。思い当たる事はいくつかあるけれども、それでもなぁ…うーん。

もう一度、PC-8201Aに付いている充電機能付きカートリッジを確認する。

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うむむ…特に変わったところはないんだけど…赤と黒の線が気になるけど、これは端子同士を接続しているだけで、特に変わったことはしていなかった。

テスターで調べたから間違いない。

 

さらに隅々まで覗き込んでみる。

……あ!!!

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なんか繋がってる!!!!

そういえば何も繋がっていないところがあるなーって気にはなってたんだww

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ここですね、ここ!!

 

はー…もう自分の注意力のなさに辟易する(T-T)

手慣れたプログラムだったらここまで不注意にならない気がするけど(謎の自信

そもそも回路図というものを理解せず、真似っこだけでやってるので問題が見つけられない。これは…相当気をつけなくちゃハードは触っちゃいけないレベルなんだと自分で悟った(T-T)

 

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さくっと繋げてみた!
良さげなジャンパー線が無かったので、コンデンサの脚を切った端っこをはんだづけしたw こういう適当さでも電気通るのかな??(ここまで来てもやっぱり適当感…)

 

よし!気を取り直してもう一度充電フェーズスタートだ!

電源系を触るのはホント怖いので、しばらくはつきっきりで様子を見る。電池の温度は大丈夫かなーとか変な匂いしてないかなーとか。

そんな心配をしながら8時間後…

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おおおお!電圧が上がってきた!!

これは充電出来てる気がする!!

ニッカド電池の温度が暖まってないのはそういうモノ?

充電する速度によるんだろうか…。分からない事が多いなー。

 

さらに6時間後…

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よーし完璧!(^-^)

どこまで充電されてしまうのか見極めた方が良い気がするのでもう少し様子みるけど、充電回路は動いてるとみて大丈夫かなーと思った!

 

多分、ハード屋さんから見たら「なんでこんな手間と時間かかってんの?」って感じなのかも知れないけど、かなーり必死にやってますこれでも(^^;;

ハードウェアを覚えたいと思いつつも、とっかかりが無くて苦労してます。みなさんどうやってハード覚えたんだろ…。プログラムのHello Worldみたいな感じの入門ハードがあったらいいのになぁ…(それがLチカってヤツ?)

 

これでPC-8300のハード的な取り組みは終わりかな…と思ってる。将来的に本体の調子が悪くなったらコンデンサ交換とかはあり得ると思うけど、今のところは大丈夫そう。

PC-8201Aに増設したメモリ周りの件もあるので、当面はソフトウェア触ります(^^)

 

でも近日中に別件で取り組みたいことがあるので、いきなりそっちに流れるかも!

それはそれで仕方が無いという事で(なんぞ?

 

ではまた次回!(^-^)ノ