ミューゼオに頑張って登録してみたけれども…ようやく気が付いた。
これはミューゼオに登録した人しか見られないのね…orz
なんだ、てっきり誰でも見られるのかと思って必死に登録してたのに(T-T)
登録したアイテム数は495。500までは頑張ろうと思う。
それ以降は内容を充実させていこうかな(^^)
しかし…恐ろしい事に、この495という数字が1つの部屋に入ってる数だ。
デスクトップは登録していないし月刊誌も際限なくなるので登録していない。
棚卸ししてみて、同じ本を何冊も持っているのも分かったので、整理しないと(^^;
さて、今回のお題!
FX-890Pを手に入れた!
手に入れた…って、確かFX-890P持ってたんじゃ無かった?というご指摘ありそう!
その通り、私はFX-890Pを持ってる。
しかも発売当時に手に入れたもので、それからずーっと手元にある愛着の強いマシンだ。
液晶に気泡が出来てしまったため、偏光板を交換してある。
さらにメモリを256KBに増設し、キーをZ-1と入れ替えてあるという、おそらく世界で1台しかない自慢のマシンだ!
もちろんコレはこれで愛してるワケだけど、ノーマルも1台欲しかった。
だって「ほら、ここが違うんだよ」って比べられるマシンが無いんだもん!(T_T)
というわけで、ピュアな気持ちでノーマルのFX-890Pを探していたのだ。
今回手に入れたFX-890Pはこんな感じ。大きな傷や凹みも無く極上品!
しかも届いてから分かったのだがマニュアル付きだった。
これをビックリ価格で手に入れる事が出来たのだ!
オークションではこうはいかないだろう。
手に持った瞬間、重さで「あ、電池が入ってる」と分かるようになってしまったw
動作確認もたいしてせず、まずは裏ぶたを開けてみる。
そして一瞬、我が目を疑う!
え!増設メモリが付いてる!!!
ただでさえ安値だったのに、その上で増設メモリって……。
これはもう、神さまがくれたお年玉に違いない!
この増設メモリはありがたくAI-1000に取り付ける事にしたw
中に(おそらく新品と思われる)アルカリ電池とボタン電池が入っていた。
うーんなんという至れり尽くせり。
電池ボックスに多少の液漏れが見られたけど、ぴっかぴかに綺麗にしたよ!
なんだろ…液漏れがある事を書いてなかったので、後ろめたさでもあったんだろーか??
メモリを増設する!
せっかく動くFX-890Pが手に入ったので、メモリを増設してみる事にした!
素人が見よう見まねでやっているので、マネしないようにお願いしたい。
ノーマルのFX-890Pは標準で64KBのメモリを持つ。
32KBのチップが2つで64KB。
写真ではすでにマスキングテープが貼られ、まな板の鯉状態w
ヒートガンを使ってメモリを取り外すので、周りの保護用だ。
どのくらい効果があるのかは良く分かってないが、おまじないのつもりw
ヒートガンを使えば、素人な私でも2つのメモリを30秒くらいで外す事ができる。
あっためてポンだ!
このままではちょっとアレなので、はんだを綺麗に吸い取る。
過去に1度だけだが、はんだを吸い取ろうとして、吸い取り線を横にズラしながら動かしていたら、パターンごと剥がれてしまったことがあった。当然、その基板はそのままオシャカになってしまった…。その辛い経験から、吸い取り線は横にずらさず上下(吸い取って上げる)を繰り返すようになった。一発アウトに追い込まれるので、慎重な作業が必要!(T-T)
取り付けるメモリは、秋月電子で買ったM68AF127Bという1Mビットメモリ。
これを2つ取り付けて256KBとしている。
5つ入って400円、しかも税込みだ。
という事は256KBで160円……まぁおじさん的には思うことがイロイロとあるw
手元にあと16個あるので、さらに8台が増設可能だw ← やるとは言ってないw
さくっとメモリを取り付けた。
以前、メモリの取り付け方について質問をされた事がある。
私はフラックスをべったべたに塗りたくって、はんだごてを横にズラしていくようなカタチで一気にはんだづけしている。youtubeにそういう動画がたくさん出ていると思うので、参考に見てみると良いと思う。素人でも意外にちゃんと出来る(^^;
テスターで通電チェックをし、よしコレで大丈夫だ!
トラブル発生!
さあ組み立ててメモリの様子を見てみよう。
…なんでも良いけど、このFX-890PとかZ-1GRシリーズ系は、なぜこんなにネジの数が多いんだろう…。本体をバラすのに15本以上もネジを外さないと基板が取り出せない。
組み立てる時には当然逆の事…つまり15本以上もはめないとイケナイという事で。
しかも分解にも組み立てにもはんだごてが必要だ!
本当にこのマシンのメンテは大変(T-T)
…なんて事を思っていたら…ふと手に力が入ってしまい……
ぎゃあああああ!!!!
スピーカーの線が根元から千切れてしまった!!
ここって…はんだづけで付けられないんだよなぁ…。なんか素材が違うの??
過去にも千切ってしまったことがあり、コリはもうどーしたら…(ToT)
……なんて事を言いつつ、実はこんな事もあろうかと代替のスピーカーを購入してあった!
少し径が違うため、音の鳴り方が変わってしまうかも知れないな…。
でも鳴らないよりかはマシ!
ちなみにこのスピーカーはAmazonで5個677円で手に入れていた!
さらに面倒なトラブルに気が付いた!
本体を仮組みし、電源を入れる最低限の体裁を整える。
ネジは最低限を取り付け、ボタン電池の左側にあるスプリングは取り付けないw
だって面倒なんだもん!!
そして電池を入れ起動してリセット!
よっしゃー!メモリ増設成功!
あとで「SYSTEM *」もやってみなくちゃ!
やっぱりFX-890Pの液晶はパキっと表示されて気持ち良いね(^-^)
気を良くして、BEEPの音程のチェックもしてみよう!
BASICでBEEPと打ち込みリターン。
……あれ?リターン…リターン!!
なんと!!!!
リターンキーが反応しない!(TOT)
え?ちょっと待って!リターンキーはこれ1つしかないので、反応しなかったら何も出来ない!
他のキーは?え?え?
もう完全にパニック(^^;;;
結局、すべてのキーをチェックしてみたところ、リターンキーと、その上にある「ー」マイマスキーが反応しない。
「/」や「*」、「E」はちゃんと反応する。でもリターンと「ー」がダメ。
うーん…これはキーマトリクス的な組み合わせとかじゃ無さそうだから、きっと物理的な接触不良とかなんだろうか…。
…きっとこれに出品者は気が付いていて、それを書かずに出したモノだから安値に設定していた…というのが真相ではないだろうか?
何はともあれ、リターンキーが押せなかったら何にも出来ない。
電卓にすらならないのだ。
これはキーのメンテナンスをしなくてはならない。
上にも書いた通り、とにかくネジが多いのだ…
まずこの状態にするまでに、外すネジは20近い。
これは2枚に卸したあとのキーボード側。
この真下にキーボードと液晶が付いている。
緑色の基板が液晶が付いているユニットだ。
液晶ユニットと、その下にある黒いキーボードを固定しているカバーを外す。
キーボードを固定しているカバーの内側はこうなっていて、この黒い丸の部分が裏側にある基板を通電させてキー入力を発生させる…のだと思う。あんまり分かってないw
ここから1枚ずつ剥いていこう。
違いが分かりにくいが、透明なカバーのようなモノを取り外している。
拡大して見るとなんとなく分かるはずだ。
これでようやくキーが露出した。
ここにくるまでの間の、どこかで接触不良が起きているはずだ…。
ちなみにキーは1つ1つが独立していて、間違ってバラバラにしてしまうと組み上げるのに結構な苦労をする。これ、工場で組み立てる時に大変なんじゃないだろうか…汗
気になるところをチェックし、逆順で組み立ててみて動作チェック。
そんな事を何度となく繰り返したが、一向に改善されない。
これは…もしかしたら基板の断線なのかも知れない(T-T)
残念ながら、私には断線を直すだけの腕と気力が無い!
仕方が無いので……ニコイチする事にした!
Z-1シリーズは不動品をいくつか手元に置いてある。
これらから部品を調達するのだ!
↑こちらがこのたびのドナーとなっていただいたZ-1GRさん(29)。
ご覧の通り、FX-890Pとはちょっと違う色をしている。そのため、見える部分の移植はしづらいのだが、今回はキーボード周りということで見えるところではない。問題ないはずだ。
そしてまた20本以上のネジを外しつつ、必要と思われるセットをFX-890Pに移植した。
これだけ作業するのに2時間近く掛かってしまった…。
そして苦労のかいがあり、FX-890Pのキーはキチンと入るようになった!!
さらに本体を分解したついでもあったので、内部のコンデンサを交換した!
これで完璧になったはずだ!(^-^)
ようやく完成したFX-890P!
上が今回メンテナンスしたFX-890Pノーマルだ。
下は私が勝手改造したFX-890P(改)。
見た目がだいぶ違っているが、元は同じFX-890P。
そして気になるスピーカーを交換した音だが、やはり標準の音よりも音程が高くなってしまった。スピーカーの径が小さい分、上がってしまったんだろう。まぁ…気にしなくても良いレベル(^^;;
Twitterで「今年はハードあんまりやらない」って書いた矢先にコレやっちゃったw
まぁ…すみません、ハイ(^^;;
やっぱりお気に入りマシンが出来上がったので、何か作らないといけないですかね(^^)
どうしようかなーむふふ(^-^)
ではまた次回!(^-^)ノ