昨日、8月8日は「PC-8801」の日だったらしい!
らしいというか、Twitterでそういう書き込みが多かったのでそういうモノかと(^^;
1日遅れであるけれども、88にまつわる思い出を書いてみようと思った。
高級ビジネス機PC-8801
コンピュータに興味を持ち始めてしばらくした頃、PC-8801とPC-6001が発売された。イメージ的には同時発売な感じだったけど、調べてみると少しズレてたみたい。当時、月刊誌しか情報源が無かったので、1ヶ月くらいの誤差だったら同時に紹介されそう。それで同時発売なイメージが強いのかな。
当時、PC-8001をよく使っていた私から見ると、なんとなくだけど「PC-6001はライバル、PC-8801は全く手が届かない超高級ビジネス機」に思えていた。
地元の小さなお店に置いてあったPC-8801をじろじろ見ていたら、そこの店主から「プログラム打ち込んでみないか?」と言われ、言われるがままに月刊アスキーに載っていた「LOAD OVER」というゲームプログラムを打ち込んだ。陣地取り…というか国盗りをするゲームで、初めてこの手のソフトを遊ぶことが出来た。
その後、その店に行くとそのゲームがデモとして置かれていたので、どうやらデモソフトを打ち込ませたかっただけらしいw
これがPC-8801との最初の出会い。
当時、まだコンピュータの速い遅いがあんまり分かって無く、マシン語使えば劇速!くらいのざっくりとした理解しか無かった。そんな時に何かの雑誌にアルフォスの開発記事が載っていて、何をして高速化しているのかが書かれていた。その記事が衝撃的で、その後プログラムを考える時に高速化ばかり考えてしまい、しばらくプログラムが手に付かないという本末転倒を味わったw
PC-8801mkIISR
最初に店頭で見たデモは、音楽でボレロが流れ四季が流れ、セサミストリートの絵がものすごい印象的だった。でも音が出るけどそれ以外にあんまり印象に残らず…。
で、記憶に残っているのはゲームアーツのシルフィード。それまでゲームアーツという会社を知らなかったので、テグザーの記憶がまるで無い。周りに聞くとテグザーのデモに衝撃を受けて…って人が多いのだが、私はソレを見た記憶がないのだ。
シルフィードはしゃべる、FM音源、3D表示、そして何よりも驚いたのが、絵を動かしながらディスクを読んでいたところだった。え?こんな事出来るの?なんで??って感じだった。当時、PC-8001は使う機会は多かったが、PC-8801の事を全くと言って良いほど知らなかったので、ディスク側にもCPUが載っていると知ったのは、相当後になってからだった。
この後のいきさつは、きっと読んでくれている人たちと同じ感じだ。
多分違うのは、私はPC-8801というマシンをリアルタイムで手に入れた事がないって辺りだろう…。
いま手元にあるPC-8801ご紹介
何度となくこのブログに載せた写真に映り込んでいたので、ご存じの方も多いだろうが、私はPC-8801も所有しているw
メジャーなマシンだって持ってるんだからねっ!!(^^;;
PC-8801MC、PC88の最終モデルだ。
ちゃんとCD-ROMドライブがついていて、CD-ROMドライブから「CDたから箱」の起動も出来た。
ゲームをする目的が無いので、普段はFDDエミュレータを利用してドライブを使う頻度を下げている。たまにゲームを起動してみるかってなったら、FDD-DRIVE SWAPPERでドライブを切り替えて使っている。
このMCと普段使っているMacをシリアルケーブルで繋げ、作ったプログラムをMCへ送り込んで動作させる…ということを、一時期ものすごくやっていた。
最近は謎パーが楽しくて使う機会がめっきり減ってしまった。
もったいない(T-T)
そしてもう1台がこちら。
PC-8801FE。
普段は棚にしまわれてしまっているので、そこでの撮影となった。
PC-8801MCは2HDディスクとサウンドボード2して使用、PC-8801FEは2Dディスクの動作確認用だ。
こちらには外部ハードは何の取り付けて無く、ピュアなFEとして使っている。
コンデンサも新品に交換してあるので、きっとあと数年は普通に使えると思う。
キーボードが高値でそんないくつも手に入れられないため、1台のみ所有。Type Bだ。
キーボード変換器を作ろうと思い、ArduinoUNOを手に入れてあるが頓挫したまま。いつかUSBキーボードと繋げるアダプタを作ってみたい。
というわけで8月8日、PC-8801の日でした!
翌日だけどw
ではまた次回!(^-^)ノ