前回までのあ・ら・す・じ!
前回はPC-6001のROM&RAMカートリッジの一部をホワイトニングしてみた。
時間も短かったことから、効果はあんまり分からず…。
今度は時間を掛けてホワイトニングしてみる事した!
今回チャレンジしてみるのはこのお方。
初代ゲームボーイ!
初代ゲームボーイのホワイトニングに挑戦!
左側の黄色くなってしまった方が被験者。
ちなみに右側は(おそらく)当時の色を保ったままのゲームボーイ。
良く見てみると、ガワは黄色くなってるけど、液晶の枠とかボタンは特に色の変化が見られない。
写真を載せてから気が付いたけど、左側のゲームボーイには「A」ボタンの文字が無い。
あれれ…と思って良く見てみると、Aボタンを使いすぎてこすれてなくなっていた!
ものすごく使い込まれたゲームボーイだったんだなぁ…。
分解してホワイトニング開始!
このままではホワイトニングがやりづらいので、一旦分解する事に。
ゲームボーイのネジはちょっと特殊な形をしているので特殊の工具が必要。
そうして表、裏、そして基板の3枚におろした。
液晶の枠は、接着剤が弱くなっていたせいか、ぽろっととれてしまった。
最後に綺麗に貼り付けることして、今は外れてた方が都合がよい。
「ワイドハイターEXパワー」を塗りたくり、ラップにくるんで終わり!
やり方はいろいろとあるらしいけれども、私的にはこのやり方がお気に入り。
それをホワイトニングマシーン(仮称)に入れる。
アルミホイルでまわりを囲ったのは、なんとなく光が反射して全方向が白くなるかしらん…という淡い期待から。
時間はどのくらい入れるのが適切??
そもそも同じ方法(紫外線ブラックライト)でホワイトニングしているという人を見たことがほとんどないのと、していたとしても時間を詳しく書いてくれてる人が見受けられない。
ケースバイケースだから…という事情もあるのだと思う。
一概には言えないけれども、8時間よりも12時間、12時間よりも24時間といった具合で、とてもたくさんの時間が掛かる気がします。
今回は48時間入れてみました。
これですら、ひとつの目安になると良いな…くらいの感覚でしかありません。
結果は!?
では写真を見て頂きましょう!(まだ組み立ててない)
どうでしょう?!
1枚目の写真に比べると、だいーぶ黄色さが抜けた気がしませんか?
あと48時間も入れておけば、もう少し色が戻るかも知れません!
一定の効果はあった、と言っても良いかと思います(^-^)
問題点は?
以下、私が感じた問題点です。
環境その他でも変わると思いますので、ご参考程度に。
電気の消費が大きいがする
最初、モバイルバッテリーを取り付けて光らせていました。
LED=省電力という固定概念があったため、10000mAhもあれば1週間くらいもっちゃうんじゃ無いの?…なんて。そしたら…2時間で10000mAhがカラになりました!
2つめのバッテリーもあっという間にカラになり、充電が追いつかなかったため、途中からコンセント経由に繋げ直しました。これは予想外でした…。
発熱、電気的な不安定
出力の大きなUSBコネクタを使っていると、かなり発熱します。LED部分に触れないくらいの熱を発するのです。紫外線は直接見ない方が良い…との事だったので段ボールでフタをして光が漏れないようにしていたのですが、熱がこもるのが心配でした。
あと電気的に不安定というか、気が付いたらLEDが消えているとか、USBポートが壊れてしまうとか、なんか不安定な事が続いて目が離せない状態になってしまってました。中に入れたら何日も放置…なんて事はほど遠く、1時間に1度は様子を見てた気がします。
結論
紫外線ブラックライトでもホワイトニングは可能です!
でも掛かる時間と労力を考えたら、私的には日光に浴びさせた方がいいかな…と思いました!この先、梅雨の時期が続きますので、その間は使い続けようと思いますが、梅雨が明けたらやっぱりお日様を頼るかと思います!
おまけ
組み立てたので比較写真を載せておきます。
やっぱりかなり白くなりましたね!