HC-40のバッテリーを新品に!

修理後のHC-40

前回の修理で見事復活したHC-40!

あの後、しばらく使ってみたけれども、とても安定している状態です。

こうなってくると完全復活させたくなってきちゃうね!

1984年発売のマシンが、今でも元気に使えるのはロマンだねぇ!(^-^)

 

今は乾電池またはACアダプタで動かしているけれども、

せっかくなので可搬性のあるバッテリー駆動をしたい。

 

HC-40のバッテリーは?

HC-40に積まれているバッテリーはこんな感じ。

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白い筐体の中から、いきなり真っ赤なバッテリーが出てくる。

電圧4.8V、容量は500mAh。

当時、この容量で本体を約4.25時間ほど駆動出来たらしい。

さっそく電圧を測ってみたけれども、残念ながら0.01Vとかしかでない。

さすがに発売から35年以上も経つと使えないか…。

 

今もこの型番が売っていればいいんだけど、そうはいかないのがバッテリー事情。

でもこのサイズ、どっかで見たことがある。

というわけで並べて見た。

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そう、単3電池を4つ並べたとの同じサイズ!

標準サイズを使っていれば、今でもなんとかなっちゃうのもバッテリー事情!

おそらく当時はニッカド電池が使われていたんだろうと推測。

ということで、これを上手にこしょこしょすれば同じものが作れるはず! 

作ってみた!

で、作ってみたのがこちら!

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どん! 

でも…残念ながら詳しいことは書きません。

ネットで電池の加工について調べてみると、結構な確率で「危ないですよ」が書かれてる。

マネして爆発しましたなんてなったら大変なので、詳細は省きます。

でもやったことは「並べた繋げた端子付けた」だけです。

 

…あの、はみ出てますよ?

そしてちゃんと端子から定格以上の電圧が出ているのを確認して、

本体に内蔵、線をコネクタに繋げる!

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 …若干はみ出ちゃってるけど…フタが閉まればいーよね??

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 …微妙なアーチが…orz

細かいことは気にしちゃダメだ!!

 

とりあえずこれにて電源オーン!

無事に使えるようになりました!

出来たけれども…

これでバッテリーは使えるようになった…という事で一件落着だけど、

気になる事がある。

そう、駆動時間と充電時間だ。

以下にオリジナルとの比較を書いてみた。

単純計算しかしていないので、まさかこの値になる事はないだろう。

  電圧 容量 駆動時間 充電時間
オリジナル 4.8V 500mAh 4.25h 8h
新バッテリー 4.8V 4000mAh 34h? 64h?

駆動時間の予測は嬉しいけど、充電時間はいただけない。

バッテリーが空っぽになったら丸2日半充電しなければならない事に?

これではシャレにならない。

 しばらく使っては見るけれども、実際の時間は計れないだろうな…汗

 やっぱり何事も限度ってのがあるんだな…と思う。

 

次はHC-40を実際に使うための準備をしてみようと思う!