解析

MC68000エミュレータの開発 その4

今回は68000固有というよりは、私が行っているエミュレータ開発全般的な話を書こうと思う。相変わらず概念的な話にはなってもうしわけがない…。 あくまでも私の作り方であり、他のアプローチを否定するものではない事を強くお伝えしたい。参考程度で読んでい…

MC68000エミュレータの開発 その3

今回はMC68000の逆アセンブラについて書いていく。 最初に白状してしまうと、この逆アセンブラはキレイに作れた感がまるでない(^^;; むしろ力技で作りきったというか。 困ったことにもう一度作ったとしてもエレガントに作れる気がしない(-_-; それを踏まえた…

MC68000エミュレータの開発 その2

なんとなく大々的に始めてしまったMC68000エミュレータの作成。 Twitterに投稿をしたらたくさんリツイートされてしまって焦る…(-_-;; 見てる人は少ないだろうから、身内だけでこっそり進めたらいいや…という大前提が崩れてしまったかも!←じゃあ書くなって…(…

MC68000エミュレータの開発 その1

のっけからものすごいタイトルで始まる今回のブログ(^-^) しかも全く完成していない現状からブログを書く危険も伴う!! まぁこのブログを読んでくださってる皆さんは、私が猛烈に飽きっぽいのはご承知の上だと思う(ご承知だよね?(ToT)) 出来る限り飽きない…

RaspberryPi PicoでBad Apple!!その2

前回に引き続き、今回もBad Apple!!の話題を書いてみる! 今回も文章多めだ!(^-^;; 前回作ったBad Apple!!は、いろいろと工夫をしたけれども、最終的には妥協をした部分もあった。 RaspberryPi PicoでBad Apple!!過去にM5Stackでだいぶ苦労したけど、データ…

RaspberryPi Picoと液晶パネルを有効活用!

何回か前のブログにて、RaspberryPi Picoに液晶パネルを取り付けたという話を書いた。 pocketgriffon.hatenablog.com この液晶パネルは「Pico-ResTouch-LCD-2.8」という商品で、2.8インチの液晶に加えて、タッチパネル搭載、SDカードスロット付きという、だ…

RaspberryPi Picoで液晶パネルを使う!

今から1ヶ月以上前、RaspberryPi Picoに小型の液晶モニタを取り付けて、PC-8001エミュレータを動かすということをやってみた。 あれからもう1ヶ月以上も経つのか…と驚きを隠せない!(^-^; 扱った液晶パネルが240x135ドットということもあり、画面解像度的…

SMART Response XEを使う!その4

SMART Response XEでプログラミングを続けてる! でもそろそろ区切りをつけようと思っているので、取り組んだことをご紹介。 XEのCPUであるAVRは、8bit長レジスタ構成になっていて16MHz駆動らしい。 そして多くの命令が1クロックで実行できるっぽい。 とい…

SMART Response XEを使う!その3

SMART Response XEでプログラムを組める環境が整い、いくつかのコードを書いてみた。 ある程度作れるようになってくると、今度は「どうやったら速いコードが組めるのか」「何をしたら遅くなるのか」が気になってくる。 レトロプログラマたるもの、常にコード…

SMART Response XEを使う!その2

前回のブログで、SMART Response XEでプログラムを開発する準備が整った。 編集は外部のEmacsエディタ、ビルドと実機への書き込みはArduino IDE。 ほんの少し前までは「これどうやるんだよ…」って感じの環境しかなかったのでモチベーションも上がらなかった…

SHARP MZ-2500を使う! その2

引き続きMZ-2500で開発環境を整えている! Hello World、そしてメモリダンプが作れたので、これまでのレポートをば。 MZ-2500といえば、CPUにZ80Bが積まれている事が有名だけど、私の人生におけるZ80BはMZ-2500で2台目だ。1台目は沖のif800 model30を使っ…

M5Stackでプログラム その2

M5Stack Core2で動くPC-8801アルフォス、高速化してみたよ! 前回ほどのインパクトは無いけれども、自己満足の一環として見てほしいw 今回は写真少なめ、文章多めですw 高速化するべきところを見極める 先日の動画を見ていただいた方はおわかりかと思うけ…

M5Stackでプログラム その1

M5Stack Core2で手のひらサイズのアルフォス 久しぶりに楽しいガジェットを手に入れて、プログラムを楽しんでる! 何かそれなりの規模のものを動かしてみたいなぁ……と思ったので、久しぶりにPC-8801エミュレータを移植してみた! 比較的簡単に移植が出来たの…

PC-G850Vでプログラム その2

引き続きSHARP PC-G850Vの事を調べている。 前回のブログでは、PC-G850のプログラムを思い出す意味合いもあり、過去の開発環境を利用して、そのままプログラムをしてみた。 BASIC+マシン語の構成だったので、プログラムはBASICとして送り込むのが都合良い。…

PC-G850Vでプログラム その1

今回のPC-G850Vプログラムでは、解析にあまり重きをおいていない。 過去に結構調べた経緯があった事と、せっかくなのでもう少しプログラミングを楽しんでみたいという思いからだ。 で、プログラムの基本から…と思いつつも、なぜか最初に調べたのが割り込み系…

過去にPC-G850Vでテストしてた事

前回のブログにも書いたが、2019年1月頃にPC-G850のプログラムテストをしていた。 どんな事にチャレンジしていたのかを書いてみたい。 通信環境を準備 この頃に「ちょっとずつレトロパソコンに取り組んでいこう」って感じの気持ちになって、初めてホストマシ…

HC-20を使う その6

せっかくなので何かHC-20(HX-20)で作ってみたい! そう思ってゲームを作り始めたのだが……やっぱり途中で飽きてしまった(^^;; 私は趣味で開発したゲームというのが数える程度しかない。最後までちゃんと作り終えたのは2本のみ。あとは全部中途半端かも知れな…

HC-20を使う その5

先日のHello Worldから1日、ようやくグラフィックスが表示出来るようになった! 想像以上の複雑さに音を上げそうになった(^^;; しれっと何も無かったことにして次のマシンに行っちゃうのもありだったけど、もう少し6301を楽しみたかったので年甲斐もなく奮…

HC-20を使う その4

ようやくHX-20(HC-20)上で、「Hello World!」の表示が出来た! もちろんオールマシン語だ! 全く大した事はしていないのだが、環境含めてあれこれ書いてみようと思う。 私が実験した環境は以下の通りだ。 ・MacBookPro ・シリアル - USB変換器 MPRS-225R ・H…

HC-20を使う その3

EXPANSION UNIT プログラムを作ってみようかなーと言いつつ、なかなかやり始められない状態が続いてるw Oh!HCを詳しく調べてしまったら……情報が載りまくってて、自分で調べる事が無くなってしまった事が大きいかも知れない(^^;; モチベーションが一気にダウ…

HC-20を使う その2

HC-20の通信環境が(ちょっと変になってるけど)整った事から、ようやくプログラムを組む上で必要そうな情報を調べ始めた。 逆アセンブラはようやくROM全体的に通るようになり、やっと解析を初められるようになった。…なったけれども、大きなROMの中を適当に調…

HC-20を使う その1

タイトルは「HC-20」となってるけれども、実際にはHX-20ね! 中身は同じ??? それも含めて調べていこうと思う! 今、手元にあるHC-20系でまともに通信が出来るのがHX-20しか無いという事情。 いつかHC-20のバッテリーがちゃんと動くようになったら、HC-20…

CASIO AI-1000を使ってみる!その13

約10日間に渡ってAI-1000を触り続けてきたけれど、一旦キリにしようと思ってる! 形がカッコよくて大好きで、でも全く使ったことがなくてミステリアスだったAI-1000が、この10日間でものすごく身近に感じるようになった!(^-^) HD61700も触ったことがなかっ…

CASIO AI-1000を使ってみる!その12

解析環境と開発環境が整ってきたので、少しまとまったプログラムを作ってみる事にした! とは言ってもせいぜい半日頑張ったら作れる範囲に留めたい…。 おじさんは集中すると寿命が縮まっちゃうんだよ!(T-T) というわけでいつものパターンで、絵をドット単位…

CASIO AI-1000を使ってみる!その11

突然、動作が不安定に!! 先日から活用を始めたHD61700クロスアセンブラ(hd61)、とっても便利に使ってる!! 実は私が開発してた逆アセンブラは(後になって気がついたけど)KC形式で出力するようになっているため、クロスアセンブラと親和性が高い。その気に…

CASIO AI-1000を使ってみる!その10

解析用の環境も整ってきたので、HD61700のプログラムを組んでみよう! そろそろ実機で動く何を作らないと、こんなだるだるな進み方のブログに付き合ってくださってる読者の皆さんに申し訳がないw 開発環境を整える! 解析を頑張ろうと思って逆アセンブラを…

CASIO AI-1000を使ってみる!その9

作業が進まないうちに「その9」まで来てしまった! しかもこの間に作ったものと言えば本体ROM→ホストへの転送と、今作ってる逆アセンブラだけという生産性の無さ(T-T) これで「AI-1000を使ってみる」というタイトルでいいんだろうか…汗 いつもそうなんだけ…

CASIO AI-1000を使ってみる!その8

私には30年以上も昔からの友人(PB-1000使い)がいる。この友人が作ったテトリスもどきのゲームが、何ヶ月か前からJun Amano氏のページ「CASIO PB-1000/C FOREVER!」で公開されていた。 PB-1000 Software Library それがAI-1000にも対応したということで、さっ…

CASIO AI-1000を使ってみる!その7

逆アセンブラを作り直してる! 10%くらい実装したところで未定義命令を追加し始めたけれども、命令解釈部分が気持ちよく作れず、作り直す事にした。 当初、HD61700の命令コードを調べた時には「空いてるビットとかあって冗長なコードになってるなぁ…」と感じ…

CASIO AI-1000を使ってみる!その6

写真はPB-2000C。 海外で販売されていたマシンだけど、日本でいうところのAI-1000? ただAI-1000の特徴であるLisp言語ではなく、C言語が搭載されている。ということは、PB-1000Cの海外版と思った方がいいのかも??(実はよく分かってない) 解析できないコー…